社会的共通資本としての水

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784763407375
  • NDC分類 452.9
  • Cコード C0036

内容説明

水と人間の付き合い方の多面的考察。「恵みの水」をどう使うか―利水。「災いの水」をどう扱うか―治水。「いのちの水」をどう保つか―環境。宇沢弘文氏の提唱した概念・社会的共通資本に、いま最も注目の集まる“水”をあてはめ、河川行政のあるべき姿を探る。

目次

社会的共通資本として水を管理する
第1部 利水(「社会的共通資本」としての利水;過大な水需要予測とダム計画;水道民営化の悪夢)
第2部 治水(治水計画と社会的共通資本―私たちは、いかなる水害対策をすべきなのか;住民参加を拒む官僚主義的治水の謎を解く)
第3部 環境(ダムという技術の持続可能性;環境政策に参加はなぜ必要か)
第4部 座談会「社会的共通資本としての水」は誰が管理するのか

著者等紹介

関良基[セキヨシキ]
1969年信州生まれ。1994年京都大学農学部林学科卒業。2000年京都大学大学院農学研究科博士課程単位取得。2002年同博士(農学)。早稲田大学アジア太平洋研究センター助手、(財)地球環境戦略研究機関客員研究員等を経て、拓殖大学准教授

まさのあつこ[マサノアツコ]
ジャーナリスト。衆議院議員の政策担当秘書等を経て、東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程修了。博士(工学)

梶原健嗣[カジワラケンジ]
1976年生まれ。東京大学新領域創成科学研究科博士課程修了。学術博士(Ph.D)、国際協力学。愛国学園大学准教授。専門は戦後日本の水問題(治水・利水)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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tyura

1
公共事業反対派からの河川計画等に対する言及。 言葉が刺々しいものの、論理が通っている箇所も見受けられる。互いの意見を伝えあい、よりあるべき姿を模索することが重要。2017/01/01

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