内容説明
ANA初の「65歳定年まで飛び続けた伝説の客室乗務員」が8000人のCAたちに伝えてきた、清潔にまっすぐと生きるヒント。
目次
はじめに(続けることは、尊いこと;靴をはき替える変化もいい、同じ靴をはき続ける変化もいい ほか)
第1章 慣れすぎない自分でいる(ラストフライトは「普段どおり」;続けるために、ところどころにアクセントを置く ほか)
第2章 変化をくれる「風」に吹かれる(あまり構えず「スモールトーク」を第一に;「感じのいい接し方」を伝染させていく ほか)
第3章 半径一メートルから日常を整える(「スケジュールどおり」をこなすことから始める;いつでも「次に使う人」のことを考える ほか)
第4章 心の翼を広げなさい(押し寄せる「新しいもの」を、ためらわずに試す;本当に大切なことはマニュアルにない ほか)
著者等紹介
大宅邦子[オオヤクニコ]
1953年生まれ。ANA初の「65歳定年まで飛び続けた客室乗務員」。1974年に入社後、国際線立ち上げのプロジェクトチームに参加。ANAの成長とともに、おもに国際線ファーストクラスで空の上のおもてなしを提供。滞空時間は3万時間超(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もりやまたけよし
27
タイトルと新聞広告で購入。ANAのCAで45年勤めるたかたのエッセイ集だ。派手に見える職場でも地道な積み重ねが一番大事なようですね。退職後もイキイキするコツがもう少し欲しかったです。2019/09/26
akiᵕ̈*
19
20歳から65歳までANAのCAをされていた著者。当たり前の毎日を、大切に積み重ねていくことこそ、人生を味わい尽くす秘訣ではないかという言葉は、まさしく同感でした!人生の大部分にあたる45年間を、同じ一つの職をコツコツ続け、変わらない中にも小さな変化を積み上げて、自分の歩んできた道を淡々と歩んできている姿勢は、こうありたい!と思えるステキな生き方そのものでした。穏やかな中にも揺るがない筋が1本通った、たおやかなお人柄を感じました。素敵な言葉と生き方が詰まった1冊です!2019/08/16
ミキベル
15
ANA初の65歳定年までCAとして45年間空を飛び続けた大宅さん。ずっと国際線・現役で、60歳からは雇用延長という形で乗務。それがどれ程大変なのか、過酷なのかと想像するがご本人はいたっていつも通り、普段通り。与えられた仕事に最善を尽くし、日々を丁寧に丁寧に過ごす。CAとしてやってきたことは、人としての生き方に通じるものがある。柔らかい言葉で読みやすく、そっと寄り添うような控えめな文章。しかし、その生き方は強い意志と強い信念、ブレない道があった。確かにレジェンドの人。2019/10/31
さけちゃん
10
隣の芝生は青く見えるけど、自分の選んだ道。毎日を整えて、変わらない毎日を過ごすことの大切さ、ありがたみを教えてもらった。心が苦しくなったときにまた開きたい一冊。誰に対しても年下年上関係なしに、接する人への思いやりも忘れないようにしたいな。2020/03/11
kama89
5
著者の人柄を感じられる一冊でした。[選ばなかった方は忘れなさい。][全ていっとき]何とも素敵な方なのでしょう。強くも優しい素敵な女性ですね。2020/06/14