目次
第1部 東アジアの伝統的な諸概念とその再検討の試み(朱熹の「敬」―儒教的修養法の試み;心学としての朱子学―朱熹の「理」批判と経学;袁仁『〓(へん)蔡編』について―明代における蔡沈『書集伝』に対する批判の特例 ほか)
第2部 心と身体、環境の哲学―東アジアから考える(仏教における身体性の問題―キリスト教との対比から;「易」の環境哲学;拡張した自己の境界と倫理 ほか)
第3部 思想・宗教・文化がつなぐ/むすぶ東アジア―文化交流と文化交渉の諸相(東アジアの南北半月孤;正気歌の思想―文天祥と藤田東湖;高麗と北宋の仏教を介した交渉について―入宋僧を中心に ほか)
著者等紹介
伊東貴之[イトウタカユキ]
1962年東京生。国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学教授。専攻は中国近世思想史、日中比較文学・思想、東アジア文化交流史。1986年早稲田大学政治経済学部政治学科卒。1988年同第一文学部哲学科東洋哲学専修卒業。東京大学大学院人文科学研究科中国哲学専攻修士課程を経て、1996年同博士課程学位取得修了、博士(文学)。武蔵大学人文学部日本・東アジア文化学科教授などを経て、2010年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件