目次
小著の目的と對象・方法および概略
張衡「四愁詩」をめぐって―艷情ク文學とその機能
趙壹の詩賦について
後漢末・建安文學の形成と「女性」
建安の「寡婦賦」について―無名婦人の創作と詩壇
曹操「十二月己亥令」をめぐって―文學テクストとしての「令」
曹植の四言詩について
曹植の「少年」
曹植「白馬篇」考―「游侠兒」の誕生
曹植と「國難」―先秦漢魏文學における國家意識の一面
「悲憤詩」小考―研究史とその問題点
「悲憤詩」と「胡茄十八拍」―蔡〓(えん)テクストの變容
〓(けい)康の「述志詩」―建安文學の集成として
著者等紹介
福山泰男[フクヤマヤスオ]
1957年大阪市生まれ。東北大學文學部卒業。同大學院博士課程單位取得退學。現在、山形大學人文學部教授。博士(文學)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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