出版社内容情報
なぜ,私たちは今日も〈よそおい〉続けるのか? 日常生活をサバイブするための〈心理的社会的機能〉の観点から探る。「普段の役割を降りるツール」「自他の関係調整ツール」「空間形成参与行動」「ジェンダーワーク」といった機能に着目しつつ,衣服,化粧,ピアッシング,痩身,美容整形などの〈よそおい〉行為を考察。
【主な目次】
●PART 1サバイブ技法としてのよそおい
01 普段の役割を降りるツールとしてのよそおい
02 バージョンアップとしてのよそおい
03 本来の自己を取り戻すツールとしてのよそおい
04 遊びとしてのよそおい
05 工夫対象としての身体のよそおい
06 自他の関係調整ツールとしてのよそおい
07 空間形成参与行動としてのよそおい
08 ジェンダーワークとしてのよそおい
09 自己ブランディングとしてのよそおい、ふたたび
●PART 2 探索空間としてのよそおい
10 メディア空間をとおしてのよそおいナラティヴの探索
11 よそおいの購買行動
12 毎日の服の選択行動
内容説明
なぜ、私たちは今日も“よそおい”続けるのか?日常生活をサバイブするための“心理的社会的機能”の観点から探る。「普段の役割を降りるツール」「自他の関係調整ツール」「空間形成参与行動」「ジェンダーワーク」といった機能に着目しつつ、衣服、化粧、ピアッシング、痩身、美容整形などの“よそおい”行為を考察。
目次
1 サバイブ技法としてのよそおい(普段の役割を降りるツールとしてのよそおい;バージョンアップとしてのよそおい;「本来の自己」を取り戻すツールとしてのよそおい;遊びとしてのよそおい;工夫対象としての身体のよそおい;自他の関係調整ツールとしてのよそおい;空間形成参与行動としてのよそおい;ジェンダーワークとしてのよそおい;自己ブランディングとしてのよそおい、ふたたび)
2 探索空間としてのよそおい(メディア空間をとおしてのよそおいナラティヴの探索;よそおいの購買行動;毎日の服の選択行動)
著者等紹介
荒川歩[アラカワアユム]
2004年:同志社大学大学院文学研究科博士課程単位取得大学。現在:武蔵野美術大学造形構想学部教授(博士(心理学))
鈴木公啓[スズキトモヒロ]
2008年:東洋大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在:東京未来大学こども心理学部准教授(博士(社会学))
木戸彩恵[キドアヤエ]
2011年:京都大学大学院教育学研究科博士課程研究指導認定退学。現在:関西大学文学部教授(博士(教育学))(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。