目次
序章 「不良少年」観を中心とした不良少年概念の考察と研究目的
第1章 不良少年研究の出発と感化事業の展開―「少年」観の確立を中心として
第2章 多元的な不良少年研究の展開と統制機関―後天的な原因論を通して
第3章 不良少年研究における精神医療化と「不良」観の変容―精神医学を中心として
第4章 不良少年に対する教育学および心理学的アプローチと学際的交流
第5章 少年犯罪に対する新聞報道の特徴と「不良少年」観の変遷
第6章 実態調査からみた不良少年と都市化による「不良」観の変容
第7章 戦時期における少年工の不良化問題
第8章 戦時期日本の「不良少年」観の集約と国策への埋没
著者等紹介
作田誠一郎[サクタセイイチロウ]
1974年福岡県生まれ。山口大学大学院東アジア研究科修了(博士(学術))。法務省法務教官、山口大学非常勤講師、北九州市立大学非常勤講師、山梨学院短期大学准教授を経て、2015年4月より佛教大学准教授。専門は、少年非行論、犯罪社会学、教育社会学、歴史社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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