内容説明
人間のコミュニケーションという大きな視野から新メディアを位置づけ、それらの利便性・不便性・危険性の三側面を整理しながら、新メディアとどうつきあうべきかについて根本的に考える。延べ100人近い生徒有志が、そうした作業を5年以上にもわたって探索してきた成果である「ハンドブック」(ダイジェスト版)を第2章に収録している。
目次
第1章 新しい情報メディアと私たち―この本のねらいと使い方(あなたは“アナログ派”それとも“デジタル派”?;人類にとって三つのコミュニケーション形態とは?;メディア・コミュニケーションとしてのケータイ・スマホの問題点とは?;青少年にとってのケータイ・スマホをどう考えるか?;「子どもとケータイ」問題に対して「規制」ばかりでは?;「規制」にも効果があるのでは?;「自己規律主義」に基づく「高校生によるケータイ・スマホハンドブック」の試みとは?;生徒が育ち、保護者が育ち、教員も育つ環境をどう創り上げるか?;本書をどのように使うか?)
第2章 ケータイ・スマホ・ネットと賢くつきあう―ダイジェスト版「ハンドブック」
第3章 ホンネ座談会―「ハンドブック」づくりで深めた生徒・保護者・教員のコミュニケーション(生徒・保護者・教員の三者による共同プロジェクト;高校生と中学生の違い;ケータイ管理責任者としての保護者;教員の役割;『ハンドブック』プロジェクトの残された課題)
付章 ケータイ・スマホ・ネットと賢くつきあうための用語集
著者等紹介
今津孝次郎[イマズコウジロウ]
名古屋大学名誉教授。1946年、徳島県生まれ。京都大学教育学部卒業、京都大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。博士(教育学、名古屋大学)、教育社会学専攻。三重大学助教授、名古屋大学助教授・教授、名古屋大学教育学部附属中・高等学校長を歴任。現在、愛知東邦大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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จีนรัก
ちー
ミミズだよ