市民参加と合意形成―都市と環境の計画づくり

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784761523701
  • NDC分類 318.7
  • Cコード C0052

内容説明

「参加」が目標の時代は終わった。実効性ある市民参加とは、意思決定への反映!「意味ある応答」を保証するための、「自由討議の場」「アドホックな代表者による合意形成の枠組」「アウトリーチ」「計画の推進」「評価」「議会との関係」など幅広く検証し、あるべき改革の方向を示す。

目次

第1章 公共計画における参加の課題
第2章 アドホックな代表者による合意形成の枠組み
第3章 自由討議の場としてのワークショップ
第4章 自由討議の場のオルタナティブ―参加手法としての情報通信技術
第5章 社会的合意に向けてのアウトリーチ
第6章 参加と合意に基づく計画の推進
第7章 計画の各段階における参加とその評価
第8章 計画に議会が関与することの効果と課題
第9章 参加の保証に向けた制度設計

著者等紹介

原科幸彦[ハラシナサチヒコ]
東京工業大学大学院総合理工学研究科教授。1946年静岡県生まれ。東京工業大学大学院博士課程修了。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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弔う

2
全9章。基本的には章ごとに1人の論者が1つのテーマについて論じるという構成。個人的に興味深かったのは5章の「社会的合意に向けてのアウトリーチ」。行政(或いは行政と市民が協働した組織)が積極的に一般市民やステークホールダーに働きかけることの意義と課題が説かれる。単に参加の場を開くだけでない、実質的な参加を実現するために不可欠な活動であろうと思われる。2014/02/13

大宮透

2
自分にとっての、少なくともここ数年における人生の教科書です。2011/02/18

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