出版社内容情報
家族や友人がいても、「孤独」だと感じる時間は必ずある。そこをどうやって自分自身の時間をポジティブなものに転換していくか。
その方法次第で、人生が幸福なものか、不幸なまま終わってしまうかが決まっていくなら……。孤独を積極的に楽しんで、「人生の密度」を高めていきませんか。
コロナ禍において提唱された新しい生活様式は、「個のすすめ」でした。買い物も散歩も外食も、原則としてひとり。人混みを避け、極力人に合わないことを強いられた日々。強烈に「ひとり」を実感されられた時間の中で、多くのひとはひとりで生まれて、ひとりで死ぬという「孤独」の本質を見たはずです。
本書は、孤独を癒すのではなく、孤独を楽しむことを提案しています。孤独“に”生きるのではなく、孤独“を”生きる。つまり「望んで得る孤独」のすすめです。
孤独を楽しめれば周囲の雑音に惑わされることなく、自分自身の本来の姿に立ち返ることができます。精神的な自立は、家族や友人との付き合い方も風通しのいいものに変わっていくでしょう。「孤高」を求めるのではなく、ゆるやかな孤独を楽しむ。そんな大人の生き方の提案です。
内容説明
孤独を味方につけて、「人生の満足度」を上げませんか?健康や人間関係を壊さない、カマタ流“個立有縁”のすすめ。
目次
はじめに 人生一〇〇年時代の「ソロ立ち」のすすめ
第1章 「ちょうどいいひとり時間」は人生を変える
第2章 群れない、束縛されない「ソロ活」のすすめ
第3章 さびしいという孤独感を減らして「孤独力」を上げる
第4章 家族や集団の中でこそ「ソロ精神」を発揮しよう!
第5章 「老いの坂」を下りるスキルをどう身につけるか
第6章 老いの「ソロ立ち」であなたも孤独名人になれる
おわりに代えて カマタの老いのソロ立ち
著者等紹介
鎌田實[カマタミノル]
1948年東京生まれ。医師・作家・諏訪中央病院名誉院長。東京医科歯科大学医学部卒業。1988年に諏訪中央病院院長、2005年より名誉院長に就任。地域一体型の医療に携わり、長野県を健康長寿県に導いた。日本チェルノブイリ連帯基金理事長、日本・イラク・メディカルネット代表。2006年、読売国際協力賞、2011年、日本放送協会放送文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ルピナスさん
めぐ
パフちゃん@かのん変更
kumako