THE ALMIGHTY DOLLAR 1ドル札の動きでわかる経済のしくみ

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  • サイズ B6判/ページ数 427p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761273767
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C0033

内容説明

ドルに焦点を当てることで世界経済がすっきり見えてくる!1ドル紙幣の動きを追いながら、日々のニュースの背後に潜む経済的な事実を明らかにしていく。世界をドルが渡り歩くとき各国で何が起きているのか!?

目次

イントロダクション―ドルの旅はお金と権力の物語
第1章 アメリカから中国へ―低価格で何でも揃う大聖堂を崇めるアメリカ人
第2章 中国―レッドカーペットを製造し、自らその上を歩く
第3章 中国からナイジェリアへ―ニジェール・デルタでパートナーを探す
第4章 ナイジェリアからインドへ―成功のレシピにひと味加える
第5章 インドからイラクへ―「ブラックゴールド」のブラックな価格
第6章 イラクからロシアへ―破壊する手段に資金を送る
第7章 ロシアからドイツへ―寄せ集め家族の試み
第8章 ドイツからイギリスへ―「宇宙の支配者」のツイていない1日
第9章 イギリスからアメリカへ―借金への依存を助長する世界

著者等紹介

デイヴィッド,ダーシーニ[デイヴィッド,ダーシーニ] [David,Dharshini]
エコノミスト、キャスター。イギリスのHSBC投資銀行の立会場でエコノミストとして働いていたときにBBCにヘッドハンティングされ、BBC1の「テン・オクロック・ニュース」「パノラマ」、BBCラジオ4の「トゥデイ」などのキャスターを務めた。BBCニューヨーク支局に転勤してからは、ウォール街の情報を伝える顔として活躍。また、大手スーパーマーケット「テスコ」の放送メディアに関するアドバイザーを務めた経験も持つ。2009年からイギリスのニュース専門チャンネル「スカイ・ニュース」でシティの中心から経済情報を日々伝えるようになり、同チャンネルの看板番組である「スカイ・ニュース・トゥナイト」のキャスターを務める。「THE ALMIGHTY DOLLAR 1ドル札の動きでわかる経済のしくみ」が初の著作となる

池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県松本市生まれ。ジャーナリスト、名城大学教授、東京工業大学特命教授。愛知学院大学、立教大学、信州大学、日本大学などでも講義を担当する。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。記者として数多くの事件や社会問題を取材する。その後、94年4月からの11年間、NHKテレビ番組「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。わかりやすい解説で、子どもから大人まで幅広い人気を得る。2005年NHKを退局、フリージャーナリストに。現在も、執筆・取材活動を中心に、各種メディアで精力的に活動している

花塚恵[ハナツカメグミ]
翻訳家。福井県福井市生まれ。英国サリー大学卒業。英語講師、企業内翻訳者を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はとむぎ

11
世界経済における主要な国々のつながり、石油の重要性、ドルの強さがわかる。それぞれつながりがあるために、どこをどう変化させれば良いのかも答えはでない。個人レベルでは、出来る範囲で考えて行動し、その結果を受け入れるのみ。2022/05/01

mintia

9
世界は小さく、そして繋がっていることを体感できた。グローバル経済が色々な問題を起こしていることや、また拡張する経済を止めることが出来ないことを理解できた。2020/01/10

よしよしニャンコ

8
面白かったけど、この本の主題、著者の主張が結局何だったのかわからなかった。アメリカのある一人の国民がウォルマートにてドルで買物をするところから始まり、国を跨いだドルを動きを見せたかったのだろうか。だとしたら、無関係な話を詰め込み過ぎだろう。日本のバブル崩壊をバカにしたようなことを書いているが、著者は日本のバブルの原因が、オーべー諸国が身勝手に押し付けたプラザ合意にあることを知っているのだろうか。とりあえず、オーべー様たちからすると、日本と中国はセットに見えているのだということがわかった。2023/08/29

モーモー

7
ポンド、ユーロ、ドル、円に関係なく誰かがお金を使えばそこに物語が生まれる。 覇権通貨のドルの流れを追いながら、経済の動きが理解できた。 経済の側面から俯瞰すると世界を牛耳るのは間違いなくアメリカですね2019/03/27

hekisui

6
米ドルは、世界で最も流通する最強の通貨。ドルが経済活動を通じて世界を渡り歩く。外貨準備に力を入れる中国、成長への足掛かりを掴むナイジェリア、インフラ整備を進めるインド、石油産出する中東諸国、そしてロシア、ドイツ、イギリスへとどこへ渡っても価値を持ち続ける。世界のどこにいようとも、ドルの支配下にあり、ドルの支配は当分続く。2020/02/28

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