内容説明
今日、世界の国々の障害児教育は特別なニーズ教育へと大きく変わろうとしている。わが国の学校現場においても、障害児はもとより、不登校・いじめ・多動・学習障害など、教育的ニーズをもつ子どもが増えており、何らかの教育的手だてや配慮の必要性が強く求められるようになってきている。本書では、このような子どもたちに対する援助を特別なニーズ教育という新たな枠組みから捉えなおし、その概念、制度、指導の原理、始動の視点・方法、就学前から成人期への移行期の福祉的視点からの対応を解説し、援助の実際を具体的に理解できるように編集されている。
目次
第1章 特別なニーズ教育とは
第2章 障害児教育の制度
第3章 特別な教育的ニーズをもつ子どもの指導の原理と方法
第4章 つまずきの理解と指導の視点
第5章 特別な教育的ニーズをもつ子どもの生活と支援