幼児期の理解と支援―早期発見と早期からの支援のために

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  • サイズ A5判/ページ数 263p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784760894222
  • NDC分類 378
  • Cコード C3311

出版社内容情報

障害の早期発見・早期診断に始まり、親支援と早期療育など学校教育へつなぐための支援のあり方を紹介。[読者対象]発達障害にかかわる専門家・研究者/特別支援教育関係者/臨床発達心理士/臨床心理士/大学生・大学院生障害の早期発見・早期診断に始まり、親支援と早期療育、一般保育でのインクルージョン、地域や他職種の連携によるケアなど、学校教育へつなぐための支援のあり方などを紹介する。

第1章 乳幼児期の精神発達とその病理
第2章 早期発見と早期診断
第3章 早期介入の羅針盤
第4章 早期療育
第5章 親支援に中心化した早期介入
第6章 保育の場におけるインクルージョン
第7章 早期介入と学校教育
第8章 親の立場から見た早期介入
第9章 発達障害の早期発見・早期介入システム

清水 康夫[シミズ ヤスオ]
著・文・その他/編集

本田 秀夫[ホンダ ヒデオ]
著・文・その他/編集

内容説明

発達障害の早期の診断・発見・介入から、親支援、専門機関での療育プログラム、保育の場でのインクルージョン、地域ケアまで、幼児期にできること、そして学校教育へとつなぐ具体的な支援を紹介する。

目次

第1章 乳幼児期の精神発達とその病理
第2章 早期発見と早期診断
第3章 早期介入の羅針盤
第4章 早期療育
第5章 親支援に中心化した早期介入
第6章 保育の場におけるインクルージョン
第7章 早期介入と学校教育
第8章 親の立場から見た早期介入
第9章 発達障害の早期発見・早期介入システム

著者等紹介

石井哲夫[イシイテツオ]
社団法人日本自閉症協会顧問。社会福祉法人日本保育協会理事長。東京大学文学部哲学科(心理学専攻)卒業。高崎市立短期大学専任講師、日本社会事業短期大学専任講師、日本社会事業大学社会学部教授、日本社会事業大学社会事業研究所所長、白梅学園短期大学学長、目白大学学術顧問などを歴任。ほかに、社会福祉法人嬉泉常務理事、学校法人日本社会事業大学評議員、日本発達障害療育研究会会長などを務める。40年以上にわたり自閉症児者の療育に携わっている

清水康夫[シミズヤスオ]
横浜市総合リハビリテーションセンター副センター長。児童精神科医師。1975年に東京大学医学部医学科を卒業後、同大医学部付属病院精神神経科に入局。児童精神医学を専攻。精神神経科小児部(現、「こころの発達診療部」の前身)において発達障害の早期療育の臨床と研究に従事。都立水元養護学校精神科校医、都墨田児童相談所嘱託医、他を兼務。1989年より横浜市総合リハビリテーションセンターに移り、発達障害・知的障害の地域ケア・システムの開発を臨床活動の中心テーマとする。発達障害・知的障害について、早期発見には保健所の乳幼児健康診査を主たる場とし、早期介入には療育センターを地域の中核拠点とする、就学前の早期発見・早期介入システム建設に専心。学齢期については、通常級に在籍する発達障害の児童生徒に対して情緒障害通級指導教室との連携強化を図り、学校が教育を、療育センターが医療をそれぞれ担当する共通事例についての定例臨床検討会を横浜市全域レベルで設置。教育と医療の間で、専門的技術や知識の交流、および指導技法の共同開発を推進

本田秀夫[ホンダヒデオ]
山梨県立こころの発達総合支援センター所長。児童精神科医師。医学博士。1988年に東京大学医学部医学科を卒業。東京大学附属病院精神神経科および国立精神・神経センター武蔵病院で精神医学全般について学び、1991年から横浜市総合リハビリテーションセンターで発達障害の臨床と研究に従事。清水医師らとともに発達障害の地域ケアのシステム・モデルを開発し、それを基盤として乳幼児健診を活用した早期スクリーニング法や自閉症の発生率など幅広い研究活動を行っている。2002年より、英国で発行されている自閉症の学術専門誌“Autism”の編集委員。2009年4月から2010年8月まで横浜市西部地域療育センター長を兼務。2010年9月より山梨県で子どもの心の診療および発達障害の人たちの支援に特化した包括的地域システムづくりに取りかかり、2011年4月に開設されたこころの発達総合支援センターの初代所長に就任。その他、横浜市および杉並区の教育委員会で特別支援教育関連の業務にも従事。山梨大学非常勤講師、信州大学委嘱講師、日本児童青年精神医学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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