ピア・ラーニング―学びあいの心理学

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ピア・ラーニング―学びあいの心理学

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  • サイズ A5判/ページ数 243p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784760832569
  • NDC分類 371.4
  • Cコード C3011

出版社内容情報

仲間とともに学び、教えあい、学習のリソースを分かち合うことで、より深く広い学習をめざすピア・ラーニングの理論と実践。仲間とともに学び,教え合い,学習のリソースを分かち合うことで,より深く広い学習をめざすピア・ラーニングの理論と実践。教師の指導や個別学習とはまたちがう,同じ理解レベルの仲間同士で互いに影響を与え合うことの意義とはなにか。

序章 ピア・ラーニングとは  伊藤崇達 中谷素之
第1部 ピア・ラーニングを構成する諸理論
1章 必要な援助を求める――学業的援助要請  瀬尾美紀子
2章 人と比べ合って学ぶ――社会的比較  外山美樹
3章 ピアとかかわる動機づけ  岡田 涼
4章 何をめざして学ぶか――目標理論の視点から  中谷素之
5章 ピアとともに自ら学ぶ――自己調整学習の視点から  伊藤崇達
6章 「一人で読む」を超えて――ピアは理解をどう変えるか  犬塚美輪 清河幸子
7章 子どもはピアに援助をどう求めるか――被援助志向性研究からみたピア・ラーニング  水野治久

第2部 ピア・ラーニングを促進する過程
8章 協同による問題解決過程  藤村宣之 橘 春菜
9章 ピアを介した概念変化のプロセス  高垣マユミ
10章 メタ認知におけるピアの役割  三宮真智子

第3部 ピア・ラーニングの展開
11章 協同による教育実践の創造  杉江修治
12章 日本語教育におけるピア・ラーニング  舘岡洋子
13章 発達に遅れや凸凹のある子どもの協同  涌井 恵
終章 豊かな学びあいに向けて――ピア・ラーニングの展望  中谷素之 伊藤崇達
コラム  鹿毛雅治・松尾 剛・町  岳

中谷 素之[ナカヤ モトユキ]
著・文・その他/編集

伊藤 崇達[イトウ タカミチ]
著・文・その他/編集

内容説明

仲間とともに学び、教え合い、学習のリソースを分かち合うことでより深く広い学習をめざすピア・ラーニングの理論と実践。

目次

ピア・ラーニングとは
第1部 ピア・ラーニングを構成する諸理論(必要な援助を求める―学業的援助要請;人と比べ合って学ぶ―社会的比較;ピアとかかわる動機づけ;何をめざして学ぶか―目標理論の視点から;ピアとともに自ら学ぶ―自己調整学習の視点から;「一人で読む」を超えて―ピアは理解をどう変えるか;子どもはピアに援助をどう求めるか―被援助志向性研究からみたピア・ラーニング)
第2部 ピア・ラーニングを促進する過程(協同による問題解決過程;ピアを介した概念変化のプロセス;メタ認知におけるピアの役割)
第3部 ピア・ラーニングの展開(協同による教育実践の創造;日本語教育におけるピア・ラーニング;発達に遅れや凸凹のある子どもの協同)
豊かな学びあいに向けて―ピア・ラーニングの展望

著者等紹介

中谷素之[ナカヤモトユキ]
1967年静岡県に生まれる。名古屋大学大学院教育学研究科博士後期課程中退。三重大学教育学部准教授、大阪大学大学院人間科学研究科准教授などを経て、名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授、博士(心理学)

伊藤崇達[イトウタカミチ]
1972年大阪府に生まれる。名古屋大学大学院教育学研究科博士後期課程中退。神戸常盤短期大学専任講師、愛知教育大学教育学部准教授などを経て、京都教育大学教育学部准教授、博士(心理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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gongon

1
中谷・伊藤・杉江の内容に着目して読んだ。個人のもつ目標のパターンによって、行動は大きく変わる。自己調整学習の社会的環境にピア・ラーニングが当てはまっている(自己調整学習方略にピアサポート)。その両者の理論に適している学習スタイルのひとつに協同学習がある。この3つを学んだ。これらから、①子どもたちが互いに高まりたいという目標をもち、②互いに高まる場があり、③高まるための方略を用いることができるよう育てるという学習を目指したいと考えた。「全員達成を目指そう」と教師から言うだけではダメ。子どもが思うことが大事。2016/01/25

K

1
仲間同士で学び合うピア・ラーニングに関する比較的ソフトな専門書。前半では他者と学び合うことで「何が起こっているのか」というメカニズムを中心に,関連する理論が最新の知見とともに紹介される。後半ではより実践的な「どのようにピア・ラーニングはなされているのか」,「何に注意すれば良いのか」といった問題に対し,実証的知見を基にして解説されている。度々本文でも言及されるように,形式的に学び合いをさせても学力は向上しないのは明らか。実践的なニーズの高いテーマだけに,本書のような実証的研究に支えられた本は貴重だと思う。2014/01/29

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