展覧会をつくる―一枚の絵がここにくるまで

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760138739
  • NDC分類 706.9
  • Cコード C0070

目次

第1章 パリでの日々(本物との出会い;パリの友人;「たゆたえども沈まず」)
第2章 海外展をコーディネートする(緊急事態発生!;日本で海外展をひらくということ;モンマルトルの心;美術館の天使たち;ミスをするのはパソコン?)
第3章 絵と向き合う、人と向き合う(ゴッホの自画像;ロートレックのまなざし;ネフェルティティとの対話;後ろ髪を引かれる思いで;最期まで美しく)

著者等紹介

足澤るり子[タルサワルリコ]
1950年、東京生まれ。1975年からパリに在住。東京都パリ事務所勤務を経て、現在はフリーで海外展やコンサートのコーディネートを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽんてゃ

14
るり子さん素敵だなあ、お母様も。絵が好きな人って美的感覚大事にされてる方が多いですよね。絵と関わる人は絵の扱いがとても丁寧であたたかい。絵を大切にする心や美的感覚を大切にする心って素敵だな。 大人になってから初めて美術館に訪れれようになりましたが、知れば知るほど素敵っておもう、全然詳しくはないですが、これだけ長く大切に保存されてきたということだけでも素敵だなっておもう。心奪われたいです。2020/08/30

MIE

11
展覧会に行くのが好きなので、この題名にひかれて手にとりました。フランス在住の展覧会コーディネーターの方の仕事について書かれており、何年もの長い時間をかけて作りあげられているとこがわかりました。私生活では日本に遠く離れて住む素敵なお母様のこと、そのお母様の病、介護、別れが書いてありました。お母様を残して仕事場フランスに何度も帰らなければならなかったところは、読んでいてい切なかった。2016/04/20

プクプク

10
展覧会をつくる裏舞台が書かれているんだと思ったら、ちょっと違ったけれど、これはこれで楽しい。彼女のパリと東京との往復。仕事とプライベート、展覧会のコーディネーターの仕事がいったりきたり。ホンモノと出会う体験が母親に確立されたことを悟った彼女。パリの仕事の友人からの優しい言葉の夕食会のお誘いメッセージ、パリの地下鉄で再開した恩師の言葉を何度も読み返した。人脈は大切。展覧会を作る裏舞台で多くの素敵な方と出会っている作者は、いい仕事をされている、そしてフランスの名画に今度あったときは彼女を思い出すだろう。2015/04/17

R子

7
展覧会がどのようにしてつくられているかは、断片的にしか語られず、私が期待していた内容とは少し違いました。でも、著者や彼女の周りの仕事人たちが、誠意と情熱を持って仕事をしていることが伝わってきて素敵でした。また、美術品と自分が「対話」するって感覚、分かる~!って思いました。どうしてなのか分からないけど惹き付けられたり、元気がもらえる作品ってありますよね。2013/07/31

M2

6
タイトルどおり展覧会を作る為に奔走する人の話。著者のエッセイも含まれる。2020/03/19

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