立命館大学文学部人文学研究叢書
リアリズムと身体―プロレタリア文学運動におけるイデオロギー

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  • サイズ A5判/ページ数 281p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784759920017
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C3095

目次

序章 イデオロギーとしてのリアリズム
第1章 物象化へのあらがい(「キャラメル工場から」の描いたもの;「彼女等の会話」におけるリアリティ)
第2章 プロレタリア文学の射程―葉山嘉樹「淫売婦」の中のままならない身体について
第3章 感情と階級意識について(「怒り」という感情の生成―中野重治「萬年大学生の作者に」について;感情と階級意識―福本イズムの形成と中野重治)
第4章 組織論とリアリズム(「工場細胞」「オルグ」の中の“大衆性”;「党生活者」のリアリティ;同情者小説としての「一年の記録」;多喜二像のオルタナティブ―貴司山治「子」)
第5章 社会主義リアリズムの行方(窪川鶴次郎と社会主義リアリズム;社会主義リアリズムの陥弊―森山啓「収穫以前」について)

著者等紹介

鳥木圭太[トリキケイタ]
1980年京都府生まれ。2010年立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。博士(文学)。現在、立命館大学文学部非常勤講師。専攻は日本近現代文学研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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