夢と浄土教―善導・智光・空也・源信・法然・親鸞・一遍の夢分析

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  • サイズ B6判/ページ数 307,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784759917529
  • NDC分類 188.62
  • Cコード C3015

内容説明

夢分析を通して精神の内奥世界に迫る。臨床心理学者の立場から、浄土教の大成者七名の夢を分析。彼らの生き方と、夢と浄土との関係性を興味深く論ずる。

目次

序章 本書のねらい
第1章 善導の夢―三夜の夢における数字の意味の検討
第2章 阿弥陀仏が智光に極楽浄土の光景を見せてくれる夢―智光曼荼羅の検討
第3章 空也の見た蓮華の上に坐して極楽界を眺める夢
第4章 源信の見た四つの夢
第5章 法然の見た善導と法然が対話する夢
第6章 親鸞が受けた六角堂の夢告
第7章 親鸞の見た康元二年夢告和讃の夢
第8章 一遍の見た弘安十一年の御夢の検討
第9章 七人の宗教者における夢の機能
補章 臨床心理学から見た法然の「三昧発得記」

著者等紹介

名島潤慈[ナジマジュンジ]
1948年生。広島大学大学院教育学研究科修士課程修了。博士(心理学)。臨床心理士。現在、山口大学大学院教育学研究科教授。山口大学大学院東アジア研究科(後期博士課程)教授(兼任)。山口大学教育学部附属特別支援学校長(兼任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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