出版社内容情報
１分子の機能を見ることによって初めてわかることはあるのか、あるとすれば、それは何か？ 「１分子生物学」の現代，そして未来の研究に役立つよう，歴史的な経緯から最新の成果，そして課題について統合的に学び理解できる成書．研究対象ごとにも，研究手法ごとにも知識を整理できる．
序章 歴史と１分子生物機能学の意義
Part1：１分子生物学の研究対象
（線維状重合体，ミオシン，キネシン，ダイニン，バクテリアべん毛モーター，FOF1モーター，DNA結合タンパク質，チャネル，細胞膜内での運動，細胞質内での運動，個体中での１分子機能解析 他）
Part2：１分子生物学の研究手法
（光学顕微鏡，イメージングプローブ，FRET，１分子操作，ナノ計測，高速AFM，超解像顕微鏡，１分子シークエンサー 他）
囲み記事：最新の研究成果
目次
１分子生物学の展開
１ １分子生物学の研究対象（線維状重合体の１分子イメージング；筋肉ミオシン；非筋ミオシン；キネシン；ダイニン ほか）
２ １分子生物学の研究手法（１分子を観る光学顕微鏡；１分子イメージングのプローブ；１分子ＦＲＥＴ計測；１分子操作；ナノ計測 ほか）
著者等紹介
原田慶恵［ハラダヨシエ］
１９５９年静岡県生まれ。１９８２年茨城大学理学部生物学科卒業。１９８８年大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻博士後期課程修了。２００８年～現在、京都大学物質‐細胞統合システム拠点教授。工学博士
石渡信一［イシワタシンイチ］
１９４５年山梨県生まれ。１９６９年東京大学理学部物理学科卒業。１９７４年名古屋大学理学系大学院（物理学専攻）博士課程単位取得退学。１９８６年～現在、早稲田大学理工学術院物理学科教授。理学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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やす
