DOJIN BIOSCIENCE SERIES
揺らぎ・ダイナミクスと生体機能―物理化学的視点から見た生体分子

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  • サイズ B5判/ページ数 8,34/高さ 26cm
  • 商品コード 9784759815108
  • NDC分類 464
  • Cコード C3345

出版社内容情報

生体分子の反応を化学反応として分子論的に詳説

揺らぎという観点から生体分子のダイナミクスを見ることにより,生体分子の反応を化学反応として分子論的に理解する.物理化学的視点から生体分子を研究する手法の基礎から先端的な結果までを詳説.

Part I タンパク質反応研究の基礎
1章 揺らぎと生体反応概論
2章 分光法
3章 生体分子の熱量測定
4章 一分子計測
5章 NMR
6章 変異導入法
7章 理論
8章 X線・中性子散乱
Part II 生体分子反応
9章 高圧力NMR
10章 新しい時間分解測定:拡散係数と熱力学量
11章 アミロイド線維の構造と形成機構―研究の歴史と現在の試み―
12章 フォールディング・ダイナミクス
13章 天然変性タンパク質
14章 生体膜
Part III 機能とダイナミクス
15章 モータータンパク質
16章 イオンチャンネル―チャネルとその機能をつなぐ膜―
17章 タンパク質の揺らぎと機能―結合と触媒―
18章 分子認識の統計力学・実験と創薬
19章 がん治療

目次

1 タンパク質反応研究の基礎(揺らぎと生体反応概論;分光法;生体分子の熱量測定;一分子計測;NMR;変異導入法;理論;X線・中性子散乱)
2 生体分子反応(高圧力NMR;新しい時間分解測定―拡散係数と熱力学量;アミロイド線維の構造と形成機構―研究の歴史と現在の試み;フォールディング・ダイナミクス;天然変性タンパク質;生体膜)
3 機能とダイナミクス(モータータンパク質;イオンチャネル―チャネルとその機能をつなぐ膜;タンパク質の揺らぎと機能―結合と触媒;分子認識の統計力学・実験科学と創薬;がん治療)

著者等紹介

寺嶋正秀[テラジママサヒデ]
1959年香川県生まれ。1986年京都大学大学院博士課程中退。東北大学理学部助手、京都大学講師・助教授などを経て、京都大学大学院理学研究科教授。理学博士。専門は分子科学、最近は、レーザー分光を用いて分子科学的生体分子の反応を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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