出版社内容情報
日本の生命科学の礎を築いた20世紀を代表する15人の科学者が、自らの研究と人生を語る。
内容説明
輝かしい業績の裏にあった、壮絶な苦労や葛藤、研究におけるセレンディピティ、家族との絆、世界の科学者との交流…。若い研究者に送る先達からのメッセージ。
目次
免疫とアレルギーのしくみを探る―常識に合わない現象には未知の真実がある
未知に挑戦する私の脳
カルシウムと私
無の発見
物理で探る生きものらしさの源
ルイセンコの時代があった―生物学のイデオロギーの時代に
細胞の時代の幕開けと私
サバイバル・オブ・ザ・ラッキエスト
私のサイエンス・スタイル「直感的創造力」
チョウとがんと未知なるものと私
ウイルス研究からがん遺伝子へ
自分の頭で考える
運・鈍・根
卵成熟を促進する物質
哺乳類の生殖のしくみを追う
著者等紹介
中村桂子［ナカムラケイコ］
ＪＴ生命誌研究館館長。１９３６年東京都生まれ。１９５９年東京大学理学部化学科卒業、１９６４年同大学大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程修了。国立予防衛生研究所研究員、三菱化成生命科学研究所部長、早稲田大学人間科学部教授を経て、１９９３年生命誌研究館を創立し副館長に。１９９６年大阪大学連携大学院教授となり、２００２年より現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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