目次
1 広く見られるデートDV
2 普通の恋愛が危ない!―カップル単位の恋愛の問題性
3 DVの深層
4 DVでない恋愛―シングル単位の恋愛論
5 Q&A
6 デートDVをなくすために
著者等紹介
伊田広行[イダヒロユキ]
立命館大学・神戸大学非常勤講師。立命館大学大学院・先端総合学術研究科非常勤講師。デートDV防止ファシリテーター。女性センターにおける男性相談担当。「ユニオンぼちぼち」執行委員。自殺防止センター相談員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Miki Shimizu
1
なかなか具体的。若い人がよく見るドラマとかも例に出してるけど、古くなっちゃうよねー。嫉妬してもいいけど、それで相手に何かを押し付けたり、やらしたりしたらあかん。どっちかが嫌って言うたらセックスも付き合いも成立せぇへん。こんな簡単なこと、なんでわからんのやろー。楽しいからこそ恋愛もあると思うねんなー。しんどいんやったら一人でおる方がましやんー。2016/09/28
ybhkr
1
これは明治の文明開化のころ、実際はそれ以前から培われてきた国民病でしょうよ。ちょっとくらいの束縛がなければ愛を感じないのは古今東西おなじじゃないか?DVの基準て難しい。なにを持って常識の範囲内とするのか。この基準で考えたら日本の夫婦、恋人の九割以上がDV、もしくはDV予備軍になるし、30年前なら99.999999999999の割合でDVなんじゃないかなあ。個人的にはジェンダーの問題からなんとかしないと無理なんじゃ?女性専用車両やレディースディくらいで女尊男卑言ってる人間には異星人の言葉じゃないか?2016/08/23
akubineko
1
デートDV防止リーフレット作りの資料として読んだ。世の中はテレビもケータイ小説もデートDV 推奨のような状態だ。対策が急がれる実状がある。デートDVの誤解、会ってるときだけの暴力だけだとか、身体的暴力だけとかもよく解き明かしている。好き同士が「あってうれしい、ソクバク」だけど、それがDVと紙一重。伊田先生は、嫉妬もDVだと言う。また、シングル単位の恋愛という概念もわかりにくかった。この先生のゼミ生が作ったデートDV啓発パンフを見たけど、さすが立命館!という感じだった。2012/08/16
ソーシャ
0
デートDV問題の軽めの入門書。概ね内容には賛成できるのですが、細かい点で「それはどうだろう?」と疑問に思うところがいくつかありました。そのあたりは自分なりにもう少し考えるべきかもしれませんね。2013/10/20
ゼラニウム/フウロソウ科
0
図書館にない2021/11/19