開拓社言語・文化選書<br> 外国語学習に潜む意識と無意識

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外国語学習に潜む意識と無意識

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784758925778
  • NDC分類 807
  • Cコード C1380

出版社内容情報

外国語学習論の根底に意識の役割に対する各々の認識。複雑だが魅惑的な意識の謎を、認知科学や言語学、哲学との接点から平易に解明「意識」という言葉は身の回りに溢れかえっているのに、それは何かと聞かれると、答えるのはなかなか難しい。しかし私たちがそれぞれ持っている外国語学習論の根底には、意識の役割に対する各々の認識が垣間見える。また意識と言語の問題は、私たちの世界の見方とも関係する。複雑だが魅惑的な意識の謎を、認知科学や言語学、哲学との接点から平易に解き明かし、読者を知的興奮に誘う。

福田 純也[フクタ ジュンヤ]
著・文・その他

内容説明

「意識」という言葉は身の回りに溢れかえっているのに、それは何かと聞かれると、答えるのはなかなか難しい。しかし私たちがそれぞれ持っている外国語学習論の根底には、意識の役割に対する各々の認識が垣間見える。また意識と言語の問題は、私たちの世界の見方とも関係する。複雑だが魅惑的な意識の謎を、認知科学や言語学、哲学との接点から平易に解き明かし、読者を知的興奮に誘う。

目次

第1章 外国語学習に潜む意識と無意識
第2章 意識の諸相
第3章 言語と意識
第4章 意識・無意識の科学と言語習得
第5章 意識研究と第二言語研究をつなぐ
終章 外国語を学ぶとはどのようなことか

著者等紹介

福田純也[フクタジュンヤ]
1988年、宮城県生まれ、愛知県育ち。2016年、名古屋大学大学院国際開発研究科博士後期課程修了。博士(学術)。日本学術振興会特別研究員(DC1)、名古屋外国語大学・名古屋造形大学非常勤講師、静岡県立大学言語コミュニケーション研究センター特任助教、静岡大学教育学部特任助教を歴任。2015年、外国語教育メディア学会新人奨励賞受賞。専門は応用言語学、とりわけ意識と言語のかかわり(特に第二言語に関する現象)について(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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サアベドラ

25
言語学習における意識の関わりを論じた本。2018年刊。著者の専門は応用言語学で、本書は博士論文をベースに一般向けに書き直したもの。一見小難しそうだが、意識とはなんぞやというレベルから掘り下げて説明しているのでそこまで分かりにくくはない。意識的に学んだ文法事項を無意識的に使いこなすにはどのような学習法が効果的かとか、多読や聴き流しなど文法を意識しない学習は文法の習得にどこまで効果的かとか、意識と言語学習に関する様々な研究が紹介されている。語学に役立てるには一工夫必要だが、言語の無意識化を考える上では有益。2019/02/09

ルル

14
暗黙知と形式知、意識と無意識、に興味あるかたは【外国語語学習】という言葉にとらわれずに読める書籍です(o^^o)2019/02/09

イシカミハサミ

10
第二言語学習よりも、 意識と無意識についての考察が多く、 この分野の沼加減がとても伝わってきた。 学ぶ効率とか教えるときのポイントとか、 何らかのヒントがあるといいなあ、なんて考えていたけれど、 もっとずっと混迷した話だった。 言われてみれば自分がどうやって母語を ちゃんと伝わるように話しているかわからないし、 それを英語でもやるというのは一向に想像がつかない。 いざ必要に駆られればやるようになるのかもしれないけれど。2023/01/31

sipsee14

1
第二言語習得研究における様々なアプローチが紹介される。すぐに言語の習得に活かせるものではない(むしろそういう応用のしかたには特段慎重な姿勢が示されている)が、語学をやるとありがちな「意識して覚えようとしてるうちは喋るときあんまり使えないな」みたいな感覚は本当なのか、というようなことを考えながら読むと自分で色々やり方を変えながら新しい言語を勉強してみたくなる。2021/12/18

コンタミ

0
〇。書店のフェアで紹介されていて。著者は言語学者。好きなPodcastの監修をされていて、興味を持った。「自分の研究内容を母に伝えたい」ということで書かれた本。そのため、アカデミックな内容盛り盛りだが、語り口は易しく、わかりやすく伝えようとしてくれている。外国語学習本は沢山あるが、本書は意識/無意識に焦点が当てられているのが珍しい。ネイティブと非ネイティブでは、その言語を使うときの意識/無意識がどう違うのか?という話。まだ研究途中で結論は出ていないことだらけなので、答えを見つけるために読む本ではない。2024/01/31

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