出版社内容情報
発話や文の意味を解釈する際に、モダリティがどのように関わっているのか、英語法助動詞を中心にして上下2巻全14章で考察。その上本書は、発話や文の意味を解釈する際に、モダリティがどのように関わっているのかということについて、英語法助動詞を中心にして上下2巻、全14章にわたって考察したものである。本巻は、モダリティの定義とその体系・多義性、モダリティの拡大と深化、モダリティの語用論、モダリティの相関性、モダリティの透明化といったテーマについて豊富な実例に基づいて実証的に論じている。
澤田 治美[サワダ ハルミ]
著・文・その他
内容説明
本書は、発話や文の意味を解釈する際に、モダリティがどのように関わっているのかということについて、英語法助動詞を中心にして上下2巻、全14章にわたって考察したものである。本巻は、モダリティの定義とその体系・多義性、モダリティの拡大と深化、モダリティの語用論、モダリティの相関性、モダリティの透明化といったテーマについて豊富な実例に基づいて実証的に論じている。
目次
第1章 「事柄のありよう」としてのモダリティ
第2章 モダリティの体系から見た英語法助動詞の多義性
第3章 モダリティの拡大と深化
第4章 モダリティへの語用論的アプローチ
第5章 モダリティの相関性
第6章 モダリティと動機づけ―相関性の観点から
第7章 モダリティの透明化―束縛的have toを中心として
著者等紹介
澤田治美[サワダハルミ]
1946年島根県生まれ。福井大学専任講師、静岡大学助教授、学習院大学教授を経て、関西外国語大学教授。1986‐1987年ハーバード大学、スタンフォード大学にて在外研究。博士(英語学)。研究書:『視点と主観性―日英語助動詞の分析』(ひつじ書房、1993)(1993年度市河賞受賞)、『英語学入門』(開拓社、2001、共編)、『モダリティ』(開拓社、2006)(2007年度第8回英語語法文法学会賞受賞)の他、翻訳書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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