開拓社言語・文化選書<br> ネーミングの言語学―ハリー・ポッターからドラゴンボールまで

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開拓社言語・文化選書
ネーミングの言語学―ハリー・ポッターからドラゴンボールまで

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  • サイズ B6判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784758925082
  • NDC分類 809
  • Cコード C1380

内容説明

本書は人名(キャラクター名、芸名、愛称)や会社名などのネーミングに言語構造・規則がどのように関わっているかを考察した本である。ハリー・ポッターやドラゴンボールといった人気の小説・漫画や、日常的な言い間違い、赤ちゃん言葉などから具体的な例を引いて、日英語のリズムや音節構造を解説した。

目次

第1章 ハリー・ポッターと命名(ハリー・ポッターとその仲間たち;なぜ頭韻か? ほか)
第2章 英語の頭韻文化(名前;タイトル ほか)
第3章 頭韻の謎(日本語の頭韻;日英語の違い ほか)
第4章 語順とリズム(トムとジェリー;強勢拍リズム ほか)
第5章 日本語の命名と言語構造(類音性を使った命名;混成語 ほか)

著者等紹介

窪薗晴夫[クボゾノハルオ]
1957年鹿児島県川内市生まれ。大阪外国語大学(現:大阪大学外国語学部)、名古屋大学大学院、エジンバラ大学大学院で英語学、言語学を学ぶ(Ph.D.、1988年、エジンバラ大学)。南山大学助教授、大阪外国語大学助教授を経て、神戸大学大学院人文学研究科教授、また日本音韻論学会会長、日本言語学会常任委員・編集委員、市河三喜賞選考委員を務める。市河三喜賞(1995年)、金田一賞(1997年)受賞。専門は言語学・音声学。特に、日本語音声の分析をもとに音韻構造の普遍性と多様性、日本語の特質を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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chisarunn

5
例が多くてわかりやすくて、英語の名前は頭韻をふんだのが多いとか、イトーヨーカドーは漢字で書くと「伊藤羊華堂」だとか、なかなか面白いお話が多かった。日本語と英語の幼児語が、音節で見ると似通ってるというのも興味深い話であった。で、肝心の日本語の命名と言語構造の話であるが、これがなんとこんな分類があるのよ、で唐突に終わっている。もちろんこういう命題に結論なんか出ないのは承知の上であるが、「これはこうじゃない?」くらいのまとめがないと、いままでのはいったいなんだったんだ、と怒っちゃうぞ。2022/02/10

shoko

4
勝手にハリーポッター登場人物の名前の由来が分かるのだと思って読んだが、言語学というのだからそうではなくて当然でした。由来というより韻やリズムについて。また名前、会社名、略し方、言葉遊び等の日本語英語の違いについて書かれている。p.92あたり、英語では文法ではなくリズムを優先させることがあると書かれていた。half an appleで普通だと思っていたけれど、a small appleというならa half appleとなるのが期待されるのが普通か、何も考えてなかったな。英語が苦手な私には難しかった。2011/10/12

らぐうん

2
興味深く読めた。自分が何か、子供とか創作物に名前をつけるときに意識したくなるし、造語を見たらルールに当てはまるのかを確認したくなる。自分が他所で使っているハンドルネームがなんとなく気持ちいい理由、友達からの評判がいい理由もわかった。4章の語順とリズムが特に面白いと思う。2024/01/07

たか

2
取り上げているテーマが身近で面白い2017/09/24

ブルーローズ

2
英語言語を大学で専攻した人には既知かもしれないが、そうじゃない人には非常に興味深い内容。頭韻の必要性を論じた後で現在流通している作品を事例として出すなど、なんとなく受け入れている英語をもう一度見直すことができる。2010/12/12

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