内容説明
本書はAndrew RadfordのAnalysing English Sentences(第2版)の翻訳で、上巻では、原著の第1~4章を収録した。最新の極小主義プログラムによる統語分析の基礎を丁寧に解説し、英語の主要な構文の具体的な分析手順を詳細に示している。非標準的な現象も興味深いデータとなりうることを浮き彫りにしているのも特色である。英語学の学生・研究者のみならず、外国語学・日本語学等の隣接分野の読者にも極めて有益な書である。
目次
第1章 文法(概要;文法の研究手法 ほか)
第2章 語(概要;文法範疇 ほか)
第3章 構造(概観;句 ほか)
第4章 ゼロ構成素(概観;ゼロ主語 ほか)
著者等紹介
ラドフォード,アンドルー[ラドフォード,アンドルー] [Radford,Andrew]
英国ケンブリッジ大学から言語学で博士号を取得。現在エセックス大学名誉教授
金子義明[カネコヨシアキ]
東北大学大学院文学研究科博士後期課程退学。博士(文学)。現在、東北大学大学院文学研究科教授。専門分野は生成文法理論、英語統語論
島越郎[シマエツロウ]
東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、東北大学大学院文学研究科教授。専門分野は生成文法、特に統語論と意味論のインターフェース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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