内容説明
市河賞受賞作Present Subjunctives in Present‐Day English(1987)の姉妹編。仮定法のもつ興味ある特質を様々な観点から取り上げ、豊富な言語データと研究資料を駆使。同書の後新しく取り組んだ研究テーマを選んだ。
目次
第1章 英語の仮定法について―その基本的特徴と仮定法現在(仮定法の基本的特徴;仮定法によく似た直説法の文 ほか)
第2章 動詞繰り上げと仮定法現在(動詞繰り上げ;動詞の語尾変化とAGRの強弱 ほか)
第3章 仮定法節と疑問文(命令文としての発話行為を示す仮定法節;仮定法節と疑問文 ほか)
第4章 欽定訳聖書に見る仮定法現在―認可要素探索の旅(仮定法節とその認可要素;仮定法節かどうかの判定を見誤らないために ほか)
第5章 現代英語に見られる仮定法現在の再興と拡大について(Fowler(1926、1965、1996)に見られる仮定法現在についての記述
その後の流れ ほか)
著者等紹介
千葉修司[チバシュウジ]
1942年福井県生まれ。1965年東京教育大学文学部(英語学専攻)卒業。1968年同大学大学院修士課程(英語学専攻)修了。1970年同大学院博士課程(英語学専攻)中退。大妻女子大学専任講師、津田塾大学教授を経て、津田塾大学名誉教授。著書Present Subjunctives in Present‐Day English(篠崎書林、1987)で市河賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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