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ハルキ文庫
思想の英雄たち―保守の源流をたずねて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758436298
  • NDC分類 130.28
  • Cコード C0195

内容説明

いかなる方向に臨めば日本が文化的小児病から脱することができるのか、そしてその果てに日本文明の成熟をすら望みうるのか(「西欧の自己懐疑と日本の自己放棄」より)―保守的自由主義の源流、エドマンド・バーク、「大衆」に関して、それを「奇怪」なる存在と捉えていたキルケゴール、民主主義批判をしたニーチェ…など十五人の思想家たちの言説を、私たちが今を生き抜くための精神的な糧にしようとする画期的な書、待望の文庫化。

目次

西欧の自己懐疑と日本の自己放棄―序章
保守的自由主義の源流―エドマンド・バーク
大衆批判の原点―セーレン・キルケゴール
多数者への抗議―アレクシス・ド・トックヴィル
近代に突き刺さった棘―フリードリッヒ・ニーチェ
進歩への悲観―ヤーコブ・ブルクハルト
群衆への闘い―ギュスターヴ・ル・ボン
諧謔による正統の擁護―ギルバート・チェスタトン
文明という名の死―オズヴァルト・シュペングラー
文化的小児病への恐怖―ヨハン・ホイジンガ〔ほか〕

著者等紹介

西部邁[ニシベススム]
1939年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒。横浜国立大学教授、東京大学教授を経て、88年3月に辞任。83年、『経済倫理学序説』で吉野作造賞を、84年、『生まじめな戯れ』でサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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