基礎から学ぶ遺伝子工学

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  • サイズ B5判/ページ数 252p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784758120357
  • NDC分類 467.2
  • Cコード C3045

内容説明

遺伝子工学をはじめて学ぶ人の教科書。豊富なカラーイラストで遺伝子工学のしくみを基礎から丁寧に解説。組換え実験に入る前に押さえておきたい知識が無理なく身につく。理解を深めるための章末問題も収録。

目次

概説 遺伝子工学―誕生から今日まで、そして未来へ
第1部 遺伝子・DNAの基礎(遺伝子工学で使われる生物;DNAの構造と複製;遺伝子の発現)
第2部 基本の酵素からクローニングまで(制限酵素、メチラーゼ、リガーゼ;核酸の合成、分解、修飾酵素;プラスミド、ファージ、トランスポゾン)
第3部 核酸の抽出・増幅・シークエンシング(核酸の取り扱いと分離;塩基配列の検出と解読;PCRとその応用;遺伝子発現と遺伝子産物の解析)
第4部 遺伝子工学の応用(遺伝子工学関連技術と医療における利用;遺伝子操作の安全性と倫理)

著者等紹介

田村隆明[タムラタカアキ]
1974年北里大学衛生学部卒業。’76年香川大学大学院農学研究科修了。’77年慶應義塾大学医学部微生物学教室助手(高野利也教授)、’81年基礎生物学研究所助手(御子柴克彦教授)、’91年埼玉医科大学助教授(村松正實教授)を経て、’93年より千葉大学理学部生物学科教授(2007年より現職、千葉大学大学院理学研究科教授)。この間博士研究員として1984~’86年までストラスブール第一大学(L.パスツール大学)P.シャンボン研究室に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitti

1
教科書。とてもわかりやすい。技術が確立している分野に関してはマニュアルのような丁寧さ、進行中の技術に関しては概論チックにまとめてある。最後には法や倫理に関しても概説してあった。もちろん高校レベルのバイオテクノロジーの知識は必要だが、この分野の大学生の入門書としては本当に良いと感じた。また実験が始まると読むことも多いだろう。2013/07/21

aoura

0
一通りざっと読み通した。大腸菌・昆虫細胞・動物細胞の発現系の説明が丁寧。設問が盲点を突いているのもいいところ。細かすぎるところは読み飛ばし。2017/07/27

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