内容説明
誰もが犯罪者になる可能性がある、自殺願望が殺人につながるケースもある、凶悪犯罪は増えているのか?などなど、犯罪に至る、犯罪者の心のプロセスが見えてくる。
目次
1章 なぜ人は犯罪を犯すのか
2章 犯罪にはさまざまな種類がある
3章 未成年者の犯罪
4章 家族間で起こる犯罪
5章 心の病と犯罪のかかわり
6章 犯罪にまつわる最近の傾向
巻末 日本犯罪史人物ファイル
著者等紹介
作田明[サクタアキラ]
1950年、千葉県生まれ。東京医科歯科大学大学院(難治疾患研究所)中退。精神科医。東京大学医学部精神医学教室、ロンドン大学附属精神医学研究所、八王子医療刑務所法務技官などを経て、1992年から北所沢病院理事長、日本病跡学会理事に就任。現在は、聖学院大学大学院客員教授も務める。専門は犯罪精神医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sun
3
読みやすく、イラストもあり、わかりやすい。普段疑問に思っていたことの答えがあった。2016/05/05
K
3
右ページに説明、左ページにイラストがあって、分かりやすかったでした。犯罪心理学の導入、初歩の初歩という感じで、私達の日常生活にも関わる部分が大半。本格的に心理学を勉強している人でなくても分かりやすい一冊でした。2014/10/26
朱夏
2
心理学の本の中でも、わかりやすい一冊だったと思います。犯罪に手を染めてしまう人の心理や、裁判に関すること、被害者の心理が、イラスト付きで、すごく理解しやすい形がとられていたと思います。このシリーズの別の作品もちょっと読んでみたいです。2013/06/06
ひろ
2
犯罪心理学に初めて触れた一冊。最近コンビニ等に鏡が置かれてたりするのもこの研究からきてるのかなーなんて思ったりしました。裁判傍聴で見た縁でストーカーの項目は興味深かったです。2012/11/12
ちゃの
1
犯罪を犯す人の心理学的な分類や特徴がきれいにまとまっていて読みやすかった。最近の日本は~みたいなことを言われることも多いけど、やっぱり日本はまだましな国なのかなと思った。ただ痴漢とかの問題は深刻だと思う。2022/10/10