日本の〈現代〉
アジアのなかの日本

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  • サイズ B6判/ページ数 359p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757140936
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0031

内容説明

日本は何を得て、何を失ったのか。三十年間の軌跡とその意味。

目次

第1章 冷戦終結への底流
第2章 冷戦終結と東北アジア
第3章 冷戦終結と東南アジア
第4章 「アジア太平洋」という試み
第5章 中国の台頭と朝鮮半島危機
第6章 「歴史」の噴出と日中の危機
第7章 アジア金融危機
第8章 東アジア地域主義と日本
第9章 小泉登場
第10章 「東アジア共同体」と日中韓の軋轢

著者等紹介

田中明彦[タナカアキヒコ]
東京大学大学院情報学環教授・東洋文化研究所教授(兼任)。専門は国際政治学。1954年生まれ。東京大学教養学部卒業、マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了(Ph.D.政治学)。主な著書に、『新しい「中世」』(日本経済新聞社、1996年、サントリー学芸賞受賞)、『ワード・ポリティクス』(筑摩書房、2000年、読売・吉野作造賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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RYU

1
20世紀後半から21世紀初めにかけてのアジアの政治の動きと外交戦略。アジアにおける冷戦は、自由主義とマルクスレーニン主義との2つのイデオロギー対立に還元することはできなかった。1980年あたりの時点でみて、アジアで安定した民主主義体制と考えられたのは、日本とインドくらいだった。2020/07/23

メルセ・ひすい

0
9-51 赤42  アジアにおける30有余年の日本外交と経済史 多様性が持ち味のアジアでも゛黒鳩総理は二番煎じ゛ 「東アジア共同体」構想に象徴される経済統合の兆し・願望・予兆は出始めている。福田ドクトリンから安部までのアジア外交の詳述・分析。冷戦の終結からのグローバル化・民主化も考察。 アジアは一つになりつつあるのか、日本のアジア外交の特徴は何なのか。20世紀後半から21世紀にかけてのアジアの政治の動きと日本外交の概略を、できるだけわかりやすく記述する。                      2008/02/12

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