ナッジで、人を動かす―行動経済学の時代に政策はどうあるべきか

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ナッジで、人を動かす―行動経済学の時代に政策はどうあるべきか

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  • サイズ 46判/ページ数 340p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757123670
  • NDC分類 331
  • Cコード C0033

出版社内容情報

カーネギー『人を動かす』 、
チャルディー二『影響の心理学』を
行動経済学の観点からアップデートする意欲的一冊。

近年 、米英など先進国で 、「ナッジ・ユニット」とか「行動洞察チーム」と呼ばれる部署が政府内に生まれている。世界中の官僚たちが 、行動科学・行動経済学を用いて 、環境保護 、雇用促進 、経済成長 、貧困の削減 、安全保障の強化に向けた対策を考えている。本書は 、ノーベル経済学賞受賞のリチャード・セーラーとともに 、ナッジを提唱したキャス・サンスティーンが 、「ナッジ」 、選択アーキテクチャーに関わる倫理的な問題――政府による見えない 、巧妙な強制・干渉ではないのかという批判――にたいして 、真正面から論じている。倫理的な国家における福利 、自律 、尊厳 、自治 、誘動 、制約 、責任の問題を取り上げ 、そうした観点から「ナッジ」は正当化できるかについて 、人々の態度を調査した豊富なデータを基に検証する。

内容説明

世界中の政府や企業から熱いまなざしを集めるナッジ(行動経済学)。ノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラーとともに、ナッジを提唱したキャス・サンスティーンが、人々の「選択の自由」を保持しながら、いかに社会を良き方向に導くか、またその際に生じる倫理的疑問を、環境問題など、実例を通じて語る。

目次

1 行動科学の時代を生きる
2 選択アーキテクチャとは何か?
3 ナッジとは何か?―それぞれの判断に即して
4 四つの価値とナッジの関係
5 操作とは何か?―ナッジと似て非なるもの
6 ナッジは人々に支持されているのか?
7 環境問題からナッジを考える
8 義務化か、ナッジか

著者等紹介

サンスティーン,キャス[サンスティーン,キャス] [Sunstein,Cass R.]
ハーバード大学ロースクール教授。ノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラーとともにナッジ(行動経済学)の提唱者として知られる。オバマ政権第1期では、米国大統領府の行政管理予算局下に置かれた情報・規制問題室の室長を務めた。法学と行動経済学にまたがる領域から、多数の著作を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぷるぷる

3
社会政策においてナッジすることによる利点と課題を様々な観点から考えていきます。ナッジする側から見れば社会的にとっても一人一人の個人にとっても良いことばかりなのかもしれませんが、ナッジされる側の我々一般人にとっては気持ち悪く感じること多いわけで、その原因や誤解を冷静に分析してらっしゃいます。読んでてナッジする指導層に対する信頼が一番の問題のような気がしました。自分の国や組織の指導者から自分の行動や生活について促されたとしてそのまま信じられるかと言われりゃなかなか難しい。啓蒙し続けるしかないんですかね。2021/02/04

jackbdc

2
行動経済学の類書と比較して、倫理的問題意識に関する記載が多い。ナッジ・選択的アーキテクチャは企業や国家において不可欠であり、正しく使用すれば有効な手段であることに疑いはないが、選択者側の自立・尊厳・自治を棄損しないという視点を忘れてはならないと強調する。印象に残った点を以下3つ記す。1.慣習や習慣を反映したナッジには安心するが、そうしたものを軽視するナッジには懐疑的になりやすい。2.有用なナッジには発達を阻害するという作用がある。3.公正な判断の機会が与えられなかった際には操作されたと感じる。 2020/12/11

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