きんぎょ - The graphics of Japanese (新装版)

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  • サイズ A6判/ページ数 385p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784756241283
  • NDC分類 666.9
  • Cコード C0072

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

pino

33
金魚と一緒に旅をしたい時は、この本をどうぞ。水と鉢は無くても金魚が泳いでくれます。私と金魚の思いで・・駅ビルのゲームコーナーにて。金魚を釣るゲーム機があった。父が私の好きな赤いデメキンを釣ってくれると言う。「よーし。待っとけよ」ハンドルを操作して、お目当てのデメキンに照準をあわせる。クレーンがさがる。「あっ。しもた」ぼてぼての体に似合わないスピードでデメキンは逃げた。しかし、大物を釣りあげた。水槽の底の酸素ポンプだ。「おやっさーん、変なもんが釣れたバイ」係の人が飛んで来る。父は爆笑。私は赤くなる。遠い昔。2012/05/10

kasim

26
夏なので再読。さまざまな品種の金魚写真、浮世絵、染付や色絵の焼き物、漆器、ブリキのおもちゃなど盛りだくさんで美術書風。テクストは岡本かの子「金魚撩乱」(「蜜のあわれ」も大好きだけど収録には長すぎるかな)と代表的な品種の説明のみ。子供の頃のうまくいったためしのない金魚すくい、デパートの屋上で売っているのをこわごわ見ていた水泡眼など、懐かしい。鮮やかな赤ばかりでなく、渋い金銀といった色合いの青文魚も見てみたい。至近距離で横から見るより、上から程よい距離で見るのがきれいかも。2023/08/11

niz001

4
金魚の街で購入。文庫サイズが地味に嬉しい。2014/03/27

もなみ

1
ページをめくってもめくっても金魚金魚きんぎょ。これは愉しい。岡本かの子の小説は初めて読みましたが、他作品も読みたくなるほど『金魚繚乱』は美しくて官能的な小説でした。当方、映画『蜜のあわれ』を見て金魚に興味を持ったくちですが、金魚にはどうにも妖艶な魅力があると納得。そのなんとも女性的であでやかな姿態が作家たちを創作に向かわせるんですね。自分も金魚を飼ってみたくなりました。2016/04/27

せっぱ

1
いろんな角度からのきんぎょ達になごんだ。なんでこんな可愛いの。小説ではうつくしい、かわいらしいものへの人の情念を垣間見た。2012/11/18

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