目次
第１章 「気持ちがいい」を信じる
第２章 養生から治療まで
第３章 こころの病気ではなく、脳の病気である
第４章 自然治癒力の働きを見つける
第５章 過去をまとめ、未来をめざす
第６章 指テスト
第７章 背骨の歪みを治す
第８章 背中大切
第９章 気功法の応用
第１０章 あなたを取り巻く環境
第１１章 漢方薬
第１２章 向精神薬とつきあう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゴロチビ
3
これまで読んだ心関係の本にちょこちょこ著者の御名前が出ていた。きっと精神医学界のレジェンド的な方なんだろうなと思う。地元図書館にはこの本しか無くて残念。患者向けの本なのでとても優しい語り口。この先生が心から患者の身になってくれている姿勢が伝わってくる。この前読んだ坂口恭平『自分の薬をつくる』で、坂口は相談者に盛んに「自分のやりたいことをやりなさい」と言っていた、その根拠がこの本にあったのだと思った。人間が本来持っている力を信じる「指テスト」は自分には難しくて、そこから先に進めなかった。やや古いのが難点。2021/02/06
しゅう
0
精神科の患者のための療養の手引き。著者の助言をまとめたような一冊。患者一人ひとりの「気持ちがいい」と感じることを手探りで探していく、という現場の治療方針に沿って、療養中の過ごし方や漢方薬についてなど具体的な提案が多数紹介されていました。文章も読みやすいです。民間療法の紹介には一風変わった印象を受けましたが…。2012/06/01
