内容説明
00年代末、激動のアメリカで「世界民衆」の鼓動を聴いた。都市のモデルたる役目を終えたニューヨークから、来るべき「巷としての都市」への夢想を開始し、世界民衆たちの希望を未来へと解き放つ、著者初のエッセイ集。
目次
2006(都市の言葉について;都市空間と芸術 ほか)
2007(甦る九・一一直後の光景;歴史的宿命に抗して―あるいはピンチョンのAgainst the Day ほか)
2008(ふたつのアメリカの闘争;CNN、FOX―テレビによる単一国民形成 ほか)
2009(ニュースクール造反有利;諸価値の価値転換 ほか)
著者等紹介
高祖岩三郎[コウソイワサブロウ]
ニューヨーク在住。翻訳家、批評家。Autonomedia編集委員、VOLコレクティブのメンバー。1980年渡米後、画商、グラフィック・デザイナー、翻訳業を勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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