出版社内容情報
足のうらで地球を感じる。身体感覚を呼び起こす絵本!
夏、スイカをつついたカラスを追って、はだしで道路へ。
小さい石が、足の裏に、くいくいあたる。
マンホールの上は、あっつあつ。目玉焼きができそう!
横断歩道を渡ると、あれれ? 白い所は熱くない!
川の土手から一気に川へ。
ひんやりした川砂が、足の甲をすべっていく。
川の音がする。風の流れる音がする・・・。
内容説明
カラス、まてまて。まてまて、カラス!スイカをつついたカラスをおいかけ、いつのまにやらはだしになって…足のうらで地球を感じる絵本。
著者等紹介
村中李衣[ムラナカリエ]
山口県生まれ。児童文学作家、ノートルダム清心女子大学児童学科教授。0歳から100歳まで、いろいろな場所でさまざまな人との絵本の読みあいを行いながら、児童文学や絵本の創作を続ける。著書に『チャーシューの月』(佐藤真紀子・絵、日本児童文学者協会賞、小峰書店)、『こくん』(石川えりこ・絵、JBBY賞、童心社)など
石川えりこ[イシカワエリコ]
福岡県生まれ。イラストレーター、絵本作家。著書に、幼少期の体験をもとに描いた『ボタ山であそんだころ』(講談社出版、文化賞絵本賞)、『あららのはたけ』(村中李衣・文、坪田譲治文学賞、偕成社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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