内容説明
古今東西、300種。よく見かける着物の柄から、家紋や世界の文様まで、わかりやすく紹介!
著者等紹介
谷山彩子[タニヤマアヤコ]
1966年、東京都に生まれる。セツ・モードセミナー卒業。HB Gallery勤務の後、フリーのイラストレーターに。書籍の装画、様々な企業広告、また、昨今はテキスタイルなども手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかこ
57
読友さんのレビューが素敵だったので図書館で。お茶をやっているので、週末は着物で過ごすことが多い。文様といえば着物でしょ!と思っていたけれど、絵本にあるように、今もあちこちに文様がある。当たり前に思ってたから目に止まってなかったのかな、意識すると本当にたくさん。日本の伝統柄はそれまでの人々想いが込められているので大事にしていきたい。私が好きなのは青海波、今ではWiFiの模様みたいと言われることが多い(笑)2023/12/14
よこたん
41
“一本の線が、並んだり曲がったりして、新しい形がどんどん生まれるよ。こんな落書きのような形から、文様が始まったんだ。” ことば、文字より先に生まれたものが、どんどん変化を遂げて派生して様々な文様となり今に至る。文様で表した世界地図が、お国自慢の布を貼り合わせたパッチワークのようで素敵。ノルディック模様、モザイク模様、カウチン模様、ナバホ族の毛布の模様…色鮮やかでおしゃれな中に、何かしらの願いや祈りがこもっている。日本の文様も古来から受け継いできた、動植物や自然、四季折々のものが沢山。「青海波」が好き。2017/10/31
moonlight
31
こういう本に出会えるのが読メの良いところ☺️絵本の体裁をとっているけれど幼児向けではなく大人が読んでも十分に楽しいし学べる。模様と文様と紋様の違いなんて考えたこともなかった。世界の文様もそれぞれに美しいが、日本の伝統的な文様はシンプルで美しく一目で意味が伝わりモチーフも面白い。梅鶴とか蟹牡丹なんて考えた人天才⁈2023/12/14
ルピナスさん
23
若い頃、グラナダ模様やモザイク模様に惹かれたのがきっかけでバックパックで色々な国を回りましたが、どこに行っても目が釘付けになるのはその国が持つ独特な美しい文様が刻まれた建物やテキスタイル等でした。外国にいるのにどこか懐かしい気持ちがあったのは、文様の中には海を越えて渡る中で形を変えていったものも多いからなのですね。子ども達が小さい時は、皆で紋切遊びをしてガラス窓に日本の文様の数々を貼り付けては愛でたものでした。あぁ、文様のなんて素敵なこと。久しぶりに創作意欲がムクムクと湧いてきました!2020/10/19
ゆりこ
21
図書館本。美術の授業の参考用。紋切り遊びの本も読んだことがあるけど、かなり難しかったので、文様や模様の紹介がメインなのが良かった。簡単に描ける文様を描く課題をやってみたいな。2024/04/21