内容説明
6人に1人の子どもが学校に通っていない。「不就学ゼロ」をめざし、多様な試みを認めあおう!現場で使える支援のポイントをまとめた初のバイブル。
目次
第1章 基礎知識編―外国につながる子どもの状況(外国につながる子どもをめぐる教育30年間の動向;外国籍の子どもにも「教育への権利」が当然にあること ほか)
第2章 Q&A編―日本の学校での受け入れ(学校や学級にやってくる!;学校生活のスタート! ほか)
第3章 事例編―ケースから学ぶ進路を拓く方法(地域連携のつくり方;地域つくる“支える学習”環境 ほか)
第4章 資料編―すぐに使えるおススメ情報(現場からのおススメ!外国につながる子どもへの支援教材;進学・進路相談ができる窓口リスト)
著者等紹介
小島祥美[コジマヨシミ]
東京外国語大学多言語多文化共生センター准教授。博士(人間科学)。小学校教員、NGO職員を経て、一地方自治体(岐阜県可児市)の全外国籍の子どもの就学実態を日本で初めて明らかにした研究成果により、同市教育委員会の初代外国人児童生徒コーディネーターに抜擢されて不就学ゼロを実現。大学生と地域の連携を推進する教育センター(コミュニティ・コラボレーションセンター)開設に伴って愛知淑徳大学に着任し、愛知淑徳大学教授を経て、2020年9月より現職。文部科学省「外国人学校の各種学校設置・準学校法人設立の認可等に関する調査委員会」「夜間中学設置推進・充実協議会」委員をはじめ、全国各地の自治体の外国につながる子どもの教育にかかわる委員を歴任。現在は文部科学省外国人児童生徒等教育アドバイザーの一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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