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現代バスクを知るための50章

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  • サイズ B6判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750335940
  • NDC分類 302.36
  • Cコード C0336

目次

1 土地・ひと・ことば―バスクへの誘い
2 移ろいゆくものと留まるもの―歴史
3 「バスク地方」の形成と再編―領域性・民族性・歴史性
4 われわれ意識をつくる―アイデンティティと表象
5 きずなとしがらみの間―伝統文化
6 古くて新しいもの―グローバル社会の中のバスク

著者等紹介

萩尾生[ハギオショウ]
名古屋工業大学国際交流センター教授。専攻はバスク地域研究(言語政策、近現代史、文化・社会研究)

吉田浩美[ヨシダヒロミ]
早稲田大学非常勤講師。東京大学大学院人文社会系研究科言語学専門分野博士課程修了。専攻は言語学、バスク語(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mft

6
図書館除籍本。多分新しく「現代バスクを知るための60章」が出たので入れ替えられた。何となくバスク地方に住む人は大体バスク語を話すのだろうと思っていたが、そうでもなく、バスク語自体方言差が大きく通じないぐらいのところもあったそうだ。今は1960年代に作られた共通バスク語が教えられることが多いとのこと。バスク語に興味はあるがなかなか手は出せないな2023/11/17

kaizen@名古屋de朝活読書会

4
こんなにバスクのことを幅広く記述している日本語の本に初めて出合った。 人,言葉,地方,文化,産業に至る。 サッカーの話題が多いのが嬉しい。 サッカー留学した方の経験談も興味深い。 ビルバオはバスク語でビルボという。 何年か前に,ビルボのヨーロッパソフトウェア研究所(ESI: European Software Institute)を訪問したことがある。 ソフトウェアの標準化のスペインの代表として出て来ていたのが,バスク人だった。 日本の代表として「市井のつきあい」として,数年交流し,訪問した。 2012/08/11

Koning

3
ETAがどうなったとか、意外と忘れられがちな話を再確認できた。とりあえず社会のさまざまな問題など、カタロニアやウェールズを含めてヨーロッパの少数民族問題を考える上で外せないあれこれだと思う。スポーツの項目でサッカーがずいぶん取り上げられているんだけど、なぜかエウスカルテル・エウスカディ(ツールやブエルタでおなじみ純バスクチーム)には一言も触れられていないという信じられない欠点はあるけれど、それ以外は民族のDNA分析から文化までいろいろと網羅していてありがたい2012/07/04

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