目次
第1章 ポスト・レイシャル・リベラリズムの誕生と勝利(カラー・ブラインド・ユニバーサリズムと公共政策;バラク・オバマと人種超越レトリック)
第2章 ポスト・レイシャル・リベラリズムの問題点(人種間格差の現実;人種に基づく不当な扱い―継承された不利な立場と現行差別;被害者への責任転嫁―貧困の文化的思考法の不適切性;カラー・ブラインドによる人種差別の悪化;ポスト・レイシャル・リベラリズムは社会階級を語るが、白人の耳には人種が聞こえる―なぜポスト・レイシャル・リベラリズムは自分で自分の首を絞めることになるのか)
第3章 啓発された個人主義―進歩的に肌の色の違いを意識するアプローチのための一つのパラダイム(公正と平等へのキーワードとしての啓発された個人主義;啓発された個人主義実践)