柳宗悦と朝鮮―自由と芸術への献身

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750328461
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0036

目次

第1章 心捉えた朝鮮白磁(自立への背景;朝鮮と李朝白磁への関心;リーチと憲吉;浅川伯教と数点の李朝陶磁)
第2章 朝鮮「民族美術」の存在(朝鮮旅行一九一六年;石窟庵の宗教体験;石窟庵紹介「最始の一人」;朝鮮「民族美術」の探求と美術展;朝鮮民族美術館の設立)
第3章 「民族の心」の自由と独立(身命を賭した柳の朝鮮弁護;自由を思慕する世界の思潮;柳宗悦と尹致昊一九二〇年五月;勝海舟、竹添進一郎と甲申政変;嘉納治五郎と「自他共栄」)
第4章 未来遺産「朝鮮民族美術館」(朝鮮民族美術館のその後と現在;朝鮮民族美術館の光は消えず;家族の回想)
第5章 隣国との「永遠の平和」(カントの「永遠の平和」と朝鮮;「朝鮮の自然美」の中の真理;平和思想に流れる歴史認識)

著者等紹介

韓永大[ハンヨンデ]
1939年生まれ。岩手県宮古市出身。上智大学卒業。出版社勤務を経て、現在、美術史学会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。