東アジアの歴史政策―日中韓 対話と歴史認識

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  • サイズ A5判/ページ数 294p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750328287
  • NDC分類 319.2
  • Cコード C0036

目次

第1部 韓国―歴史問題の新たな構成(韓国における「過去事清算」とその政治的ダイナミクス;共有された高句麗の歴史と文化遺産をめぐる論争;韓国における歴史教育政策の変遷;東アジアの歴史教科書問題に思う―韓国国際歴史教科書研究所を率いて)
第2部 中国―社会の変容と歴史教育(改革開放以後の中国における歴史教育―社会の多元化、政治による道具化、そして教育の現実のあいだ;中日の文化関係から見た歴史問題―東アジアにおける平和に向けて何をなすべきか;明治期日本史学と清朝末期における新たなスタイルの歴史教科書―ネーションの叙述をめぐって;加害者と被害者がともに歴史の陰から踏み出すために)
第3部 日本―なぜ過去は克服されないか(歴史認識は如何に国境を越えるのか;戦後日本の歴史政策の諸問題;アジアにおける日本の「歴史問題」―戦後構想と国際政治文脈を比較の視点から;東アジアの歴史問題とヨーロッパの歴史政策;東アジアにおける歴史対話の到達点と課題)
東アジアにおける歴史対話の到達点と課題
資料 東アジア歴史対話関連年表

著者等紹介

近藤孝弘[コンドウタカヒロ]
1963年生。名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授。研究分野:国際歴史/政治教育研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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