韓国原爆被害者 苦痛の歴史―広島・長崎の記憶と証言

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  • サイズ B6判/ページ数 502p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750327754
  • NDC分類 369.37
  • Cコード C0036

内容説明

本書は、韓国に住む21人の被爆者が、日本による植民地支配のもとでどのようにして広島・長崎に赴き被爆したのか、原爆投下の惨状をどのように生き延びたのか、韓国帰国後、病苦と貧困、周囲の無理解のなかでどのように生きてきたのか、いかに被爆者を組織し日本政府を相手に補償を要求しつづけてきたのか、在外被爆者裁判とは何か等について語った、初の証言集である。

目次

原爆被害者運動の現況と展開
全羅北道地域の原爆被害者たち
全羅南道地域の原爆被害者たち
光州地域の原爆被害者たち
済州地域の原爆被害者たち

著者等紹介

鄭根埴[チョングンシク]
ソウル大学校社会学科教授。1956年韓国全羅北道益山生まれ。ソウル大学校社会学科大学院修了。1985年から全南大学校助教授・教授、2003年7月より現職。専攻は韓国社会史、社会運動論

晋珠[チンジュ]
全南大学校社会学科修士課程修了。修士論文「原爆被害者の証言と記憶に対する内容分析」。現在、香港アジア人権委員会研究員、オーマイニュース海外特派員

市場淳子[イチバジュンコ]
1979年に初めて韓国を訪れ原爆被害者の実態に接して以来、「韓国の原爆被害者を救援する市民の会」の活動に携わり、現在会長。朝鮮語講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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