目次
現代中国家族をどう捉えるか
第1部 「個人と家族」再考のために(漢人家族の「個人と家族」の再考に向けて;現代中国都市家族の社会的ネットワーク―無錫市の事例から;身体文化が生み出す規範と生活指針―ある武術家のライフ・ヒストリーから)
第2部 「近代家族」への問い(漢人家族の代親機能と老親扶養―女性の「社会圏子」に着目して;転換期中国の多様化する婚姻観;中国都市部における社区建設の取組みと高齢者への対応)
第3部 農村家族の変容にみる再編と解体(中国農村家族の変化と安定―山東省の事例調査から;離村時代の中国農村家族―「民工潮」がもたらした農村社会の解体)
現代中国家族の理論的理解に向けて
著者等紹介
首藤明和[シュトウトシカズ]
兵庫教育大学大学院学校教育研究科准教授。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。博士(学術)
落合恵美子[オチアイエミコ]
京都大学大学院文学研究科教授。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学
小林一穂[コバヤシカズホ]
東北大学大学院情報科学研究科教授。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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