明石ライブラリー
現代モンゴル―迷走するグローバリゼーション

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  • サイズ A5判/ページ数 311p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750325972
  • NDC分類 302.227
  • Cコード C0336

目次

第1章 モンゴル国 平和的な移行
第2章 ロシアから西側の影響下へ
第3章 市場経済への圧力 1990‐1997
第4章 政治・経済の混乱 1997‐2004
第5章 遊牧民と新しい経済
第6章 貧困と社会問題
第7章 文化と市場経済
第8章 新時代のモンゴルと世界
第9章 中国との関係
終章 日本語版あとがきに代えて

著者等紹介

ロッサビ,モリス[ロッサビ,モリス][Rossabi,Morris]
ニューヨーク市立大学特待教授(歴史学)、コロンビア大学東・中央アジア史学科で非常勤教授として教鞭を執る。メトロポリタン美術館、クリーブランド美術館、ロサンゼルス群美術館の展示の図録にも寄稿している

小長谷有紀[コナガヤユキ]
現職:人間文化研究機構国立民族学博物館研究戦略センター教授。経歴:京都大学大学院文化研究科。専攻:文化人類学・地理学

小林志歩[コバヤシシホ]
現職:フリーライター。経歴:筑波大学比較文化学類卒、新聞記者、モンゴルでの日本語教師を経て、2002年から、MoPI(モンゴルパートナーシップ研究所)の遊牧民の暮らしに学ぶスタディーツアー企画などNGOの事業にスタッフ・通訳として参加。専攻:比較文化学。現在は異文化間コミュニケーションに関心がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MADAKI

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【2大国に挟まれた内陸国に出口はあるのか】中国とロシア、2つの専制大国に挟まれたモンゴルは歴史的に中ロから大きく影響を受け、今もその影響は形を変えてモンゴルの政治や経済に影を落とす。副題「迷走するグローバリゼーション」の通り世界経済のグローバル化が進み、産業の国際分業が進むようになった。一次産品や鉱物資源しか持たない内陸国モンゴルは中ロの資源供給者としてのポジションを強められ、経済成長は資源価格に強く影響される。グローバル化の負の側面としての好例。

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