近畿大学国際人文科学研究所紀要
述〈1〉特集 国家論

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  • サイズ A5判/ページ数 209p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784750325088
  • Cコード C0310

出版社内容情報

日本の人文科学を最先端で牽引する近畿大学国際人文科学研究所。地球規模で生じる現実の諸問題に対し、ジャンル横断的・国際的な研究・調査により、21世紀にふさわしい多元的かつ総合的な新たな「知」と創造の在り方、その問題構制を提示している。本書はその紀要にして「新たな思想書」として、研究所内外の筆者による先鋭的な論考を編む年刊の定期刊行物。第1号の特集は今焦点化している「国家論」。

国家というタブロー――マネ『マクシミリアンの処刑』をめぐって[岡崎乾二郎(口絵解説)]

プラトン『国家』を読む[岡崎乾二郎]
政治的共同体――[マックス・ヴェーバー(訳と解題)・紺野 馨]
なぜアメリカ人を殺さねばならないのか――一九九八年のアル・カーイダのファトワー分析[保坂修司]
国家とアンペイド・ワーク[大越愛子]
長き革命――毛沢東の社会主義[韓毓流(訳と解説)・阿部幹雄]
ヘゲモンの生誕――六〇年代初頭の知識人界と「国家論」への道[糸圭(すが)秀実]

天に唾して時を得て…… 書評:藤原正彦『国家の品格』[渡部直己]
道具箱を前にして 書評:柄谷行人『世界共和国へ』[池田雄一]
刑法と言語 書評:井田良『刑法総論の理論構造』[青木純一]

文芸批評批判序説[中島一夫]
リアリズムという「信仰」――ゴダール『映画史』をめぐって[石川義正]

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講座案内 四谷アート・ステュディウム
執筆者紹介
バックナンバー紹介

目次

国家というタブロー―マネ『マクシミリアンの処刑』をめぐって
プラトン『国家』を読む
政治的共同体
なぜアメリカ人を殺さねばならないのか―一九九八年のアル・カーイダのファトワー分析
国家とアンペイド・ワーク
長き革命―毛沢東の社会主義
ヘゲモンの生誕―六〇年代初頭の知識人界と「国家論」への道
天に唾して時を得て―書評:藤原正彦『国家の品格』
道具箱を前にして―書評:柄谷行人『世界共和国へ』
刑法と言語―書評:井田良『刑法総論の理論構造』
文芸批評批判序説
リアリズムという「信仰」

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