インドネシア総選挙と新政権の始動―メガワティからユドヨノへ

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インドネシア総選挙と新政権の始動―メガワティからユドヨノへ

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  • サイズ B6判/ページ数 471p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750321493
  • NDC分類 314.892
  • Cコード C0036

出版社内容情報

学生・市民による民主化運動を経て、2004年におこなわれたインドネシア総選挙の実施過程とその結果を選挙結果、各政党の動向、地方別の有権者の投票行動など、さまざまな指標を駆使して分析する。21世紀のインドネシアの行方をどう考えればいいのか。

第1部 議会選挙から大統領選挙まで――何が起こっていたのか
第1章 二〇〇四年国民議会議員選挙に見る有権者の意思――既成政党に吹いた逆風、新党に吹いた追い風(川村晃一)
■こぼれ話1 総選挙てんやわんや(その1)
第2章 正副大統領直接選挙はどのように進行したか――政治エリートのみが演じる「劇場国家」の終焉(松井和久)
第3章 政治制度から見る二〇〇四年総選挙――民主化の完了、新しい民主政治の始まり(川村晃一)
■こぼれ話2 総選挙てんやわんや(その2)
第4章 メガワティと闘争民主党の敗北――党内政治・地方政治・選挙政治で何が起こっていたのか(本名 純)
■こぼれ話3 闘争民主党の自警団と裏社会
第5章 メガワティはいかにして敗れたか?――データから見た選挙(東方孝之)
第6章 「イスラーム票」はどう動いたか――南カリマンタン州における福祉正義党の躍進から(見市 建)
第7章 荒れなかった二〇〇四年総選挙――インドネシアにおける「政治と暴力」の歴史を踏まえて(岡本正明)
■こぼれ話4 大統領選挙前夜の投票所にて
第8章 アチェとパプアにおける選挙――紛争地域における選挙の意味(河野 覧(総選挙時、認証番号順)
 資料2 二〇〇四年国民議会議員選挙における政党別得票確定結果
 資料3 正副大統領選挙(第一回)の投票結果
 資料4 正副大統領決選投票(九月二〇日)確定結果
 資料5 「一致団結インドネシア内閣」閣僚名簿
 資料6 国民議会(DPR)議員(二〇〇四~二〇〇九年)名簿
 資料7 地方代表議会(DPD)議員(二〇〇四~二〇〇九年)名簿
 資料8 総選挙関連日誌
 資料9 中期開発計画(二〇〇四~二〇〇九年)関連表
 表9―1 マクロ経済状況
 表9―2 経済構造見込み
 表9―3 国際収支見込み
 表9―4 国家予算見込み
 表9―5 投資必要額および投資資金調達額
索引
執筆者紹介

目次

第1部 議会選挙から大統領選挙まで―何が起こっていたのか(二〇〇四年国民議会議員選挙に見る有権者の意思―既成政党に吹いた逆風、新党に吹いた追い風;正副大統領直接選挙はどのように進行したか―政治エリートのみが演じる「劇場国家」の終焉;政治制度から見る二〇〇四年総選挙―民主化の完了、新しい民主政治の始まり;メガワティと闘争民主党の敗北―党内政治・地方政治・選挙政治で何が起こっていたのか ほか)
第2部 総選挙後のインドネシア―どこへ向かうのか(「一致団結インドネシア内閣」の始動―新閣僚の顔ぶれと新政権の特徴;「三位一体」型の経済政策―インドネシア経済再生への希望;政軍関係―弱まる軍への政治コントロール;分権・分離モデルから弱い集権・融合モデルへ―新地方分権制度と内務省の勝利 ほか)

著者等紹介

川村晃一[カワムラコウイチ]
1970年生まれ。日本貿易振興機構アジア経済研究所研究企画部研究企画課。1995年米国ジョージ・ワシントン大学大学院国際関係学研究科修士課程修了。2002~2004年ガジャマダ大学アジア太平洋研究センター客員研究員

松井和久[マツイカズヒサ]
1962年生まれ。日本貿易振興機構アジア経済研究所地域研究センター参事。1996年インドネシア大学大学院修士課程修了。1995~2001年在マカッサルJICA派遣専門家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。