国際交流の組織運営とネットワーク

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国際交流の組織運営とネットワーク

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  • サイズ A5判/ページ数 266p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784750319650
  • NDC分類 319
  • Cコード C0336

出版社内容情報

国際社会のグローバル化、地球的規模の諸問題の発生とともに、課題解決型・共同作業型の国際開発・協力活動へと変化する現代の国際交流。活動を進める上で欠かせない組織運営・ネットワーク作り・リーダーの育成を事例とあわせ経験豊かな執筆陣が詳解する。

はじめに
1章 国際交流・国際協力の新しい潮流と方向性を探る
2章 国際交流・国際協力団体の概況
3章 自治体設立の国際交流協会の組織運営
4章 ボランティアの育成
5章 事業評価の実務
6章 ネットワークの形成と活用
7章 先進的組織運営とプログラム開発事例
 1. 選定のポイント
 2. 高崎市の姉妹都市交流
 3. 栃工高国際ボランティアネットワーク活動の実践
 4. 市民・ボランティア参加による組織運営
 5. NGO等との連携による国際理解冊子作成
 6. 地域社会とNGO・NPOとのパートナーシップ
 7. 医療通訳の養成と派遣を通してみた「医療と文化」
 8. 多くの領域で人びとを巻き込みながら新しい地域づくりを目指す
 9. ワン・ワールド・フェスティバル事業
 10. 世界寺子屋運動に見る事務局運営と連携
資料 「人の動き」で見る国際交流・国際協力
おわりに

おわりに
 全国各地で国際交流・協力活動に携わる人たちの中に、「変革の意識」を強く持っている人たちが増えてきている。
 地域社会が国際化、活性化して発展していくためには、地域社会を「外に開き」、外との関係を強化していくことが求められる。そのためには、地域社会自体の在り方を変えなければならない。

 80年代後半以降国内社会における顕著な変化のひとつは、「外向きの国際化」の動きから「内なる国際化」の動きである。それは、在住する外国人の急増に対応する地域社会の取り組みの変化である。多文化共生社会づくりへの取り組みである。地域社会が抱える課題の解決のためにNPO・NGOを始め、行政や多くの市民がたがいに関わり合って協力することが不可欠であるということである。国内社会の変化のもうひとつは、「市民参加型」の国際交流・協力活動への移行である。従来型の「官主導」による国際交流活動から、市民が計画策定の初期の段階から参画し、協働し、評価するすべての過程に関わっていくことである。そして市民、市民団体にとっては、それらの活動に責任と義務を伴うことになってきているということである。

 国際交流・協力活動の推進のために今求め

内容説明

日本の地域社会が世界とどのように向きあってきたのか、草の根レベルで具体的にどのような活動が実際におこなわれ、また地域社会はグローバリゼーションに対してどのように対峙しているのかを多角的にとらえることに重点をおき、また地域レベルの国際活動についての議論を深めるなかで、従来、別個にとらえられることが多かった国際交流と国際協力を地域社会の視点から、総合的にとらえた。国際交流・協力組織の実態、組織のマネジメント、ボランティア、さらに事業の具体的な内容を取り上げた。

目次

1章 国際交流・国際協力の新しい潮流と方向性を探る
2章 国際交流・国際協力団体の概況
3章 自治体設立の国際交流協会の組織運営
4章 ボランティアの育成
5章 事業評価の実務
6章 ネットワークの形成と活用
7章 先進的組織運営とプログラム開発事例
資料 「人の動き」で見る国際交流・国際協力

著者等紹介

榎田勝利[エノキダカツトシ]
愛知淑徳大学文化創造学部多元文化専攻教授。南山大学外国語学部卒業。(財)名古屋国際センター交流事業課長を経て、米国ポインツ・オブ・ライト財団の客員研究員として、NPO、ボランティア活動および日米間の国際交流の実態調査・研究をする。帰国後、国際交流基金日米センターシニア・コーディネーターとして草の根レベルの国際交流活動の推進に努める。(特活)アジア車いす交流センター理事長、愛・地球博ボランティアセンター経営企画委員長、IGL(Institute for Global Learning)代表等。専攻は国際交流論、国際協力論、ボランティア論。1945年生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。