東南アジアのNGOとジェンダー

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  • サイズ A5判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750318615
  • NDC分類 367.223
  • Cコード C0036

出版社内容情報

国家の政策形成にジェンダー視点を取り入れるためNGOはどのような活動を展開しているのか。アジア太平洋、マレーシア、シンガポール、フィリピン、インドネシアでのフィールドワークをとおして、躍動するNGOの実像を浮き彫りにする。

序章 ジェンダーの主流化とは  織田由紀子  
 はじめに
 1 ジェンダーの主流化の定義
 2 ジェンダーの主流化の成立と定着
 3 ジェンダーの主流化も女性の主流化も
 4 ジェンダー主流化の実施
 まとめと本書の構成

第1章 ジェンダーの主流化に向けた国際社会の取り組み  望月康恵  
 はじめに
 1 国連の取り組み
 2 アジア太平洋におけるジェンダーの主流化の動きと取り組み
 おわりに
 コラム APECについて

第2章 マレーシアのNGOとジェンダーの主流化――エスニックな分断を超えて  田村慶子
 はじめに
 1 政府の女性政策とマレーシア女性の地位の変化(一九九〇年代後半まで)
 2 女性NGOとネットワークの構築
 3 ジェンダー主流化に向けて
 おわりに
 コラム シスターズ・イン・イスラム(Sisters in Islam: SIS)

第3章 シンガポールにおけるジェンダーの主流化とNGO――メリトクラシーの厚い壁  田村慶子
 はじめに
 1 メリトクラシーの社会における女性の地位
 2 女性NGOの結成と活動――AWAREを中心に
 3 PAP女性部の(ーム系女性NGO活動家マスルハ(Masruchah)氏

第6章 アジアの地域女性NGOはジェンダーの主流化をどう進めてきたか  織田由紀子  
 はじめに
 1 東南アジアの地域横断的女性NGO
 2 地域女性NGOはジェンダーの主流化の推進にどう関わってきたか
 おわりに――地域横断的女性NGOのジェンダーの主流化における役割
 コラム 主なアジア太平洋地域横断的女性NGO

おわりに

おわりに
 本書は、二〇〇一~二〇〇二年(平成一三~一四年)度科学研究費補助金〔基盤研究(C)(1)〕「NGOはジェンダーの主流化の進展にどのような役割を果たしているか――東南アジアを中心に」の研究成果である。このような研究をすることになったのは、編者の一人である織田由紀子(財)アジア女性研究・交流フォーラム主任研究員の積極的な呼びかけがきっかけであった。たまたま北九州市という小さな地方都市の学術機関、研究機関に所属しているものの、ほとんど互いに交流のなかった私たち五人は、研究会や調査準備などのために集まり、互いの研究成果を紹介し合い、知的な刺激を与え合った。また、東南アジアのNGOや国際機関、研究機関を訪問して、関係者や研究者にインタビューしたり、資料を収集する機会を通して、おのおのの専門性をいかしながら補完関係を築くことの利点も共有できたと思う。その意味で、本当に楽しい二年間だった。
 東南アジアのNGOとはいっても、国によって状況は異なる。タイやフィリピンでは言論の自由はかなり保障され、NGO活動は活発であるのみならず、国際的なNGOネットワークの中心的な位置を占めるNGOも多い。さらに、フィリピン題に興味ある読者にとって魅力あるものとなれば、幸いである。(後略)

目次

序章 ジェンダーの主流化とは
第1章 ジェンダーの主流化に向けた国際社会の取り組み
第2章 マレーシアのNGOとジェンダーの主流化―エスニックな分断を超えて
第3章 シンガポールにおけるジェンダーの主流化とNGO―メリトクラシーの厚い壁
第4章 NGO活動における少数民族とジェンダー―少数民族はジェンダーに敏感でないのか
第5章 インドネシアの女性運動とジェンダーの主流化―女性NGOの果たした役割
第6章 アジアの地域女性NGOはジェンダーの主流化をどう進めてきたか

著者等紹介

田村慶子[タムラケイコ]
北九州市立大学法学部政策科学科教授(国際関係論、東南アジア地域研究)。国際関係学(修士)、法学(博士)

織田由紀子[オダユキコ]
(財)アジア女性交流・研究フォーラム主任研究員、国際開発(修士)、ジェンダーと開発、環境
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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円覚寺

0
インドネシア、フィリピン、マレーシア、シンガポールの女性NGOの事例が参考になる。NGOを見る際の問題意識と分析やまとめ方を参考にした。2012/06/07

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