アメリカはなぜインドに注目するのか―台頭する大国インド

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アメリカはなぜインドに注目するのか―台頭する大国インド

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  • サイズ B6判/ページ数 568p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750317687
  • NDC分類 319.25
  • Cコード C0036

出版社内容情報

多数の貧困層を抱えつつも、核兵器を持ち最先端コンピュータ産業が急成長する大国インド。その戦略、指導者たちの動向・思考を政治・経済・軍事・外交など多方面から分析し、アメリカの世界戦略との関連で読み解く。日本のアジア戦略に画期的視点を与える書。

日本のみなさまへ
序文
はじめに
第一章 インドの位置付け
第二章 インドの戦略エリートの世界観
第三章 「イエスといえないインド」
第四章 インド国内では何が起きているか
第五章 軍事大国としてのインド
第六章 核保有国としてのインド
第七章 インドとパキスタンはなぜ対立するのか
第八章 アジア大国としてのインド
第九章 インドとアメリカ
第十章 台頭するインド
追 補 9・11とインド
訳者あとがき

索引

(前略)
 コーエン氏によるこの本は、アメリカの視点からインドを描いた点に最大の特色がある。アメリカでは、インドを長年にわたって巨大で無能な国家ととらえる傾向が強かった。しかし、こうしたネガティブなインドのイメージは過去のものとなりつつあり、今や、日本と中国に並んでアジアの大国の一つになろうとしている。その多元的で政教分離的な民主主義は、これまでは抑圧されてきた低位カーストやエスニック集団の政治的な台頭をもたらしており、一九九一年に開始された経済自由化は加速化しつつある。経済は六%台の成長を続け、貿易輸出額も三〇〇億ドルをこえている。その軍事力は侮りがたいものがある。兵力は世界第三位であり、航空母艦を擁し(二隻目を取得予定)、その核ミサイルがアジア全域に到達できる能力を備えようとしている。
 本書は、インドの核実験、一九九九年のパキスタンとの戦争、それに経済的な躍進を踏まえて、政治・戦略的な国家(パワー)としてのインドにはじめて総合的な評価を加えたものといえる。コーエン氏は、インドの「台頭」について、国内的・国際的な要因を検証するとともに、インド人の世界観を形成しているその社会構造や伝統を検討した上で、イ

内容説明

牛糞を燃やし、多数の貧困層を擁しつつ、核兵器を持ち、最先端コンピュータ・ソフト産業が急成長する大国インド。その戦略、指導者たちの動向・思考を政治・経済・軍事・外交など多方面から分析し、アメリカの世界戦略との関連で読み解く。日本のアジア戦略にも画期的視点を与える書。

目次

第1章 インドの位置付け
第2章 インドの戦略エリートの世界観
第3章 「イエスといえないインド」
第4章 インド国内では何が起きているか
第5章 軍事大国としてのインド
第6章 核保有国としてのインド
第7章 インドとパキスタンはなぜ対立するのか
第8章 アジア大国としてのインド
第9章 インドとアメリカ
第10章 台頭するインド
追補 9・11とインド

著者等紹介

コーエン,スティーヴン・フィリップ[コーエン,スティーヴンフィリップ][Cohen,Stephen Philip]
ブルッキングス研究所上席研究員・ジョージタウン大学兼任教授。1936年生。シカゴ大学卒、ウイスコンシン大学で博士号取得。1965年から1998年までイリノイ大学で教鞭をとる。その間、国務省政策企画部スタッフやフォード財団研究員を兼務したほか、多様な調査研究プロジェクトに携わる。全米テレビ放送やBBCには解説者として頻繁に登場。慶応大学で客員教授も務めたことがある。現代南アジアに関する世界的な権威

堀本武功[ホリモトタケノリ]
尚美学園大学総合政策学部教授(前国立国会図書館調査及び立法考査局長)。国際関係論(南アジアの国際関係・アメリカのアジア政策)専攻。1943年生。中央大学法学部卒。デリー大学大学院政治課程修了
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