見えない目で生きるということ―視覚障害者の暮らし・接するためのヒント

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750317458
  • NDC分類 369.27
  • Cコード C0036

出版社内容情報

健常者中心の「一般」社会で生きる、一人の「平凡な」視覚障害者の生活を紹介。見えないことによる不便など、健常者との違いを通し、逆に「健常者と違わない」視覚障害者の姿が見えてくる。視覚障害者の立場からのバリアフリーに関する考え、アイデアも紹介。

まえがき
第1章 私のプロフィール
 コラム いろいろな立場の人を考慮した社会作り・物作り
第2章 見えない体が感じるもの
 コラム ユニバーサル・デザイン~識別マークの工夫~
第3章 見えない足を支えるもの
 コラム いろいろな補助具の活用
第4章 Q&Aで知る見えない世界~講話で寄せられた素朴な疑問から~
 コラム パソコンにつまった可能性
第5章 見えない目の代わりに~情報バリアフリー社会実現に向けて~
 コラム バリアフリー出版の取り組み
第6章 私の呟き~バリアだらけの日常から感じたこと~
 コラム 自動販売機はバリアフルな道具
第7章 バリアフリー社会を実現するために~私たち一人ひとりができること~
 コラム 家電製品・便利グッズ関係連絡先
あとがき

内容説明

本書では見えない世界を「異文化」ととらえ、健常者も暮らす一般社会の中で、視覚障害者がどのように創意工夫して暮らしているかについて解説している。また本書では、著者が講話活動等をしていて皆さんから多く寄せられる視覚障害者の生活に関する質問についても一つ一つ説明している。

目次

第1章 私のプロフィール
第2章 見えない体が感じるもの
第3章 見えない足を支えるもの
第4章 Q&Aで知る見えない世界―講話で寄せられた素朴な疑問から
第5章 見えない目の代わりに―情報バリアフリー社会実現に向けて
第6章 私の呟き―バリアだらけの日常から感じたこと
第7章 バリアフリー社会を実現するために―私たち一人ひとりができること

著者等紹介

松井進[マツイススム]
1971年千葉県生まれ。1990年千葉盲学校卒業後、米国オーバーブルック盲学校インターナショナルプログラムへ参加。コンピュータプログラマーとしての訓練を受ける。1992年点字による公務員採用試験を経て千葉県採用。千葉県文書館に配属となる。アイメイト協会同窓会会員、盲導犬を普及させる会アドバイザー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。