エリア・スタディーズ<br> 現代ドイツの社会・文化を知るための48章

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現代ドイツの社会・文化を知るための48章

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750317120
  • NDC分類 302.34
  • Cコード C0336

出版社内容情報

アメリカの一極支配に対する結集軸としてのEUのなかで、積極的なイニシアティブを発揮してきた現代のドイツ。現在の視点から、冷戦前後の政治経済、思想文化などの見取り図を平易に解説し、「新しい戦争」の下での平和に向けたドイツの役割を展望する。

1 環境

第1章 脱原発政策――西欧における原発の黄昏
第2章 再生可能エネルギー――急増する風力発電
第3章 交通環境・文化――「環境連合」の進展
第4章 交通文化――言語表現、音声環境、照明環境からみる
第5章 エコ農業――食品の安全性と環境保全のために
第6章 自然保護――持続可能性の確保
第7章 手つかずの自然――ブランデンブルク周遊

2 労働・司法

第8章 労働事情――高い水準の労働条件保障
第9章 就業構造――サービス産業化と大量失業
第10章 労働裁判――訴えやすい制度
第11章 ドイツの裁判所と裁判官――際立つ裁判官の独立性

3 マルクス主義

第12章 マルクス主義――その過去・現在・未来
第13章 ドイツ型マルクス主義――その特質と可能性
第14章 現代ドイツの中のマルクス主義――ドイツ型社会運動の原点

4 現代の政治経済

第15章 ヴァイマル体制――現代ドイツの歴史的源流
第16章 財政・金融――「東西統合」「EU統合」2つの嵐の中で
第17章 企業・市場・景気変動――「米・日型パターン」からの独自性
第18章 ドイツ国家――その歴史と現在
第19イツ
第33章 移民国の統合――ドイツの主導文化?
第34章 新国籍法と移民法――立法的にも移民国型へ
第35章 難民を庇護する教会――多(他)宗教との共生

6 思想・文化

第36章 グリム兄弟――ドイツ精神を求めて
第37章 「ファウスト」――ゲーテとドイツの演劇
第38章 ブレヒト――『三文オペラ』と『ガリレオの生涯』
第39章 亡命文学の周辺――ドイツ文化の受難史
第40章 孤独な反ヒトラー抵抗者――独房での客人生活
第41章 ハインリヒ・ベル――廃墟の人々の鋭い眼
第42章 ミヒャエル・エンデ――ファンタジーと現実のはざまで
第43章 クリスタ・ヴォルフ――社会と個人を見つめ続ける誠実なまなざし
第44章 ハイナー・ミュラー――『ハムレットマシーン』とドイツ統一
第45章 ピナ・バウシュ――「タンツテアーター」と表現の処女地
第46章 スポーツクラブ――みんなのスポーツ
第47章 青少年と「クラブスポーツ」――「教育学的な」スポーツ提供への期待
第48章 サッカー連盟とクラブチームの社会史――サッカー界の戦後反省

《執筆者一覧(編者以外)》
菊池悦朗,井上勉,名古道功,松本瑞穂,中祢

内容説明

本書は、欧州のみならず、冷戦の崩壊という世界史的出来事でのドイツの役割を意識しながら、ドイツを見つめることから出発している。冷戦を含んだ前後を、現在の視点で鳥瞰し、環境、政治、経済、法、マルクス主義、共生、思想・文化などについて、それぞれ筆者が専門的知識を織り込みながら、平易な解説を試みた。

目次

1 環境
2 労働・司法
3 マルクス主義
4 現代の政治経済
5 共生
6 思想・文化

著者等紹介

田村光彰[タムラミツアキ]
1946年生まれ、旧西ドイツレーゲンスブルク大学留学。金沢大学大学院修士課程(ドイツ文学)修了、北陸大学法学部教員

村上和光[ムラカミカズミツ]
1947年札幌に生まれる。1970年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、1975年東北大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在金沢大学経済学部教授。経済学博士

岩淵正明[イワブチマサアキ]
1950年生まれ。1973年司法試験合格、1974年東京大学法学部卒業、1974年司法研修所入所(28期)、1976年弁護士登録金沢弁護士会入会。現在、金沢弁護士会公害対策委員会委員。日弁連公害対策・環境保全委員エネルギー・原子力部会部会長
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感想・レビュー

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ブルーツ・リー

4
自分自身の今の状況が無ければ「ドイツはリベラルな考え方が進んでいて、これからの日本の行く末のお手本になるかも知れない」などと言う感想を書いたかも知れないが、どうも、リアルで、リベラルの言動で「叱らない子育て」とか、本当に、それで、大丈夫なの?と思う事が多く、必ずしもリベラル=善、では無い事を身に染みているために、これがモデルケースとまでは思わなかった。 ただ、実際に多様性を重視する国造りをしている国がある訳だから、先駆的な行いとして、その問題点も含めて、冷静に分析できるケースとなってくれるかとは思う。2022/11/12

Takashi Araki

0
松尾文夫さんの著作を読むまで、ドレスデンの和解さえ知りませんでした。とりわけ、ドイツの平和教育のくだりは、とても興味深く読みました。子どもたちに未来を託すのでなく、子どもたちにより良い未来を残せるか、が私たち大人の責任ではないか。そのためにも、一番大切なのは、やはり『今』なのだ。2016/06/16

東側ギャン

0
ドイツの文学特集が面白かった2016/04/30

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